太陽光発電への投資は儲からないということにしておきましょう!

太陽光発電への投資は儲からないということにしておきましょう!

買取価格が下がってしまって、太陽光発電所への投資は、今さら儲からないのでは?と考えてしまいますね。

確かに、買取価格は下がっているので、実際の売電収入は下がってしまいます。
売電収入だけみると以前よりは儲からないな・・・と考えてしまいます。

本当に儲からないの?いいえそんなことはありません。

ここだけの話ですが、2017年の買取価格でもしっかり儲けることができます。
他の人には儲かることは、内緒にしておきましょう!

なぜ、儲けることができるかと言えば、下がってきたのは売電収入だけではないからです。
設置費用も年々下がってきているため、2017年の買取価格でも利益はでます

また、今回は「2017年の買取価格でも利益を上げる方法」についてしっかりと解説していきます。

ここで、利益を上げる方法を知れば非常に魅力的な投資対象になります!

この記事を読んだ方のみの特典です。儲かることは内緒にしておきましょう!

1 太陽光発電所への投資は儲からないということにしておいてください

2012年の固定買取価格制度から、数年経ち、固定買取価格の低下様々な理由から太陽光発電所への投資は儲からないと言われています。

しかし、しっかりと対策を取り、利益を上げる方法を知れば、現在でも非常に魅力的な投資対象となります!

儲からないと言われている理由を上げると

  • 買取価格が下がってきた
  • 保証(保険)をかけすぎる
  • 土地を有効に利用できていない
  • シミュレーション通り発電しない
  • トラブルによる認定取り消し

などです。

また、太陽光発電所は大きく分けると

  • 50kW未満低圧発電所
  • 50kW以上の高圧発電所

2種類があります。

個人投資家の方は、運用費、設置費用を抑えることができる、50kW未満の低圧発電所を所有されることがほとんどです。

この章では、こちらの50kW未満の低圧発電所の焦点を当て本当に儲からないか、儲かっていないか検証してみましょう。

1-1 買取価格が下がってきた・・

固定買取価格制度の推移

上記の表のとおり、買取価格は年々下がってきています。

電力会社と経済産業省に申請を出した年度で買取価格は決定します。

また、こちらの固定買取価格ですが、日本政府がIRR(内部収益率法) 5~6%の利回りになるように、設定している価格です。

ただし、今年度から改正FIT法により、3年以内に発電所を設置し、事業を行わない場合は申請が無効になりますのでお気を付けください。

今年度(平成29年度現在)申請を出した場合は、買取価格は、21円/kWhになります。

これは、平成24年度の40円/kWhから比べると価格は19円も低くなりました。

これだけ価格が下がると、太陽光発電所を設置しても儲からないと思われても無理はありません。

買取価格の低下に伴い、設置費用も年々下がってきているので、今年度(平成29年度現在)でもしっかりと利益を出せます。

・設置費用の推移

太陽光発電所設置費用の推移

上記の表は、経済産業省の調達価格算定委員会が作成した資料を、元に作成しています。

http://www.meti.go.jp/committee/gizi_0000015.html#chotatsu_kakaku

kWあたりの、設置費用を表にしています。

ちなみにこちらの設置費用ですが、太陽光パネル、パワコン、架台、設置施工費が含まれた価格です。土地代やフェンス代金などは含まれておりません。

こちらを見ると、平成24年にはkWあたり43.1万円だった設置費用が、平成29年度には28.2万円まで下がっているという事になります。

平成24年 → 43.1万円
平成29年 → 28.2万円

kWあたり、15万円程安くなっています。

これだけではわかりづらいので、49.5kWの太陽光発電所を設置した場合の設置費用を表にしてみます。
※49.5kWは太陽光パネルの出力になります。

平成24年と平成29年740万円程安くなっています。

次は、茨城県古河市で49.5kWの太陽光パネルを設置した場合の年間発電量が6,0100kWhとなります。

そちらを参考に、各年度単価における売電収入と設置費用を表にし、またグラフ化しました。

売電収入と設置費用

売電収入と設置費用のグラフ

グラフを見る限り、売電収入と共に、設置費用も減っていることがわかります。しかし、49.5kWの太陽光発電システムの場合は、24円、21円では利益があまり出ないように見えてしまいます。

平成24~27年度は、太陽光パネルが高価という理由と、太陽光発電のノウハウがあまり蓄積されていないという事もあり、過積載をする太陽光発電所がほとんどありませんでした。

しかし、平成28年度、29年度からは、後ほど詳しく説明しますが太陽光パネルの容量を大幅に増やす過積載を実施し、太陽光発電所を設置する方がほとんどです。

平成24~27年度 → 49.5kWの太陽光パネル
平成28~29年度 → 50kW以上の太陽光パネル(過積載)

また、分離発注を行った場合は、設置費用を抑えることができるので、95.4kWの太陽光発電システムを設置しても、以下の表の様に設置価格を抑えることができます。

過積載をした場合

※こちらの表の24~27年度は、過積載をしていない場合の設置費用、売電収入です。平成28~29年度は、95.4kWの太陽光を設置した場合の設置費用と売電収入で試算しています。

さらに、上記の表をグラフにしてみると

過積載をした場合のグラフ

上記のグラフの様に、設置費用が下がった現在の方が利益を圧倒的に出せるという結果になりました。

1-2 保証をかけすぎる

太陽光発電所オーナーも、保険会社も太陽光発電所に関する保険に関してあまり知識が無かったため、どれだけの保証をかければいいかわからず、過剰に保証をかけてしまう事がありました。

現在では、太陽光発電所オーナーも保険会社側にもノウハウがたまって来たため、どの保険を掛ければいいか把握できるようになってきました。

気になる保険の金額ですが、太陽光発電所の規模や場所によっても違いますが、年数万~数十万円必要になります。

大手の保険会社では、太陽光発電所に対応した保険が用意されていますので、こちらに問合せし金額を確認してください。

太陽光発電所にかけることが出来る保険は

  • 企業総合保険
  • 動産総合保険

の2種類です。

太陽光発電所オーナーの方のほとんどは、企業総合保険を掛けています。こちらは火災や自然災害などにも対応しています。

動産保険も、企業総合保険とほとんど変わりがありませんが、「不測かつ突発的な事故による破損」という保証内容があり、企業総合保険でカバーできない不測の事態もこちらの保険でカバーすることができます。

詳しい保険内容に関しては、こちらの記事が参考になります。

これでOK!太陽光発電所を設置した場合の5つのデメリットと対策

大手保険会社では、太陽光発電所に対応した保険が用意されていますので、こちらに問合せし詳しい保険内容、金額を確認しましょう。

1-3 土地を有効に利用できていない

そのため、土地を有効利用することができず、土地が大きい割にはあまり多くの太陽光パネルを設置することが出来ていませんでした。
それが現在では、太陽光パネルの価格も下がって来たため、太陽光パネルより土地を有効利用できるようになり、その分発電量も稼ぐことが出来るようになってきました。

もちろん、配置に関するノウハウも施工業者、太陽光発電所オーナーにたまってきたという事も大きな理由の一つです。

過去 → 太陽光パネルを最適化

現在 → 土地の面積を最適化   

これにより、例えば同じ面積の土地でも、

過去 → 50kWの太陽光パネルを配置

現在 → 80kWの太陽光パネルを配置 

というふうに、同じ土地の面積でも、土地を最大に利用し、太陽光パネルを配置することができるようになりました。

2章で詳しくお話ししますが、これが過積載と呼ばれる太陽光パネルの配置方法です。

この配置方法により、より多くの発電量を稼ぐことができ、買取価格が下がった現在でも、多くの売電収入を得ることができます。

1-4 シミュレーション通りに発電しない

50.88kWの発電シミュレーション

シミュレーションの値を高く見せ、儲かるように見せかけて購入させようと考える悪質な業者もいます。

しかし、他の業者やメーカーによるシミュレーション依頼すれば、そのシミュレーションを比較することができますので、心配な場合は、2社以上にシミュレーション依頼をしましょう。

メーカーシミュレーションの場合、たいていは、実際の発電量より抑えた数値がでますので、シミュレーションより実発電量の方が高くなるという事がほとんどです。

それだけ言われても、本当にシミュレーション通り発電するか心配ですね。

そこで今回は、実際に自社で所有している、新潟と兵庫県の発電所を検証してみます。

●兵庫県の発電所

パネルの出力  : 82.88kW
パワコンの出力 : 49.5kW
兵庫県の太陽光発電所を比較

こちらは、2016年6月から2017年5月の発電量になります。

売電単価は29円(税別)で、この期間の売電価格は3,255,617円です。

シミュレーション値の方が高い月もありますが、総合すると実際の発電量の方が年間、5000kWh程高くなっています。

●新潟県の発電所

パネルの出力  : 19.8kW
パワコンの出力 : 24.0kW

新潟県の太陽光発電所を比較

こちらは、2015年1月から2015年12月の発電量になります。

売電単価は41.5円(税別)で、この期間の売電価格は1,204,846円です。
こちらは東北電力ではなく、新電力に販売しているため、上記の売電単価です。

新潟県内にある、ソーラーシェアリングの発電所で、兵庫県の発電所よりは規模は小さくなります。

冬の間はシミュレーション値の方が高くなりますが、それでも5,6月はシミュレーション値よりも発電し全体でみると、若干実発電量の方が高くなるという結果になりました。

6つの発電所を所有していて、まだ1年間経っていない発電所もありますが、こちらの2カ所の発電所と同様に、ほとんどの場合は実発電量の方がよく、悪くてもシミュレーション値に近いという結果になっています。

その年の天候により、上下はありますが、この結果から、シミュレーション通り発電すると言えるという事が分かりましたね。

1-5  トラブルによる認定取り消し

2017年度から改正FIT法が施行され、いままでより太陽光発電所の取り締まりが厳しくなってきました。
厳しくなった背景には、不十分な設計施工、あるいはメンテナンスが原因のトラブルや事故が増加していることが上げられます。

そこであまりにもひどい発電所の場合は、認定が取り消しにされ、これ以上事業を続けることが出来なくなります。

認定取り消しになる可能性のある発電所

例えば上記の様に、いい加減な施工をしていて、いつ事故を起こすかわからない発電所などが対象となります。

認定が取り消しになった時点で、売電ができなくなり、投資した分が回収できなります。

そのような発電所を作らないようにまともな施工業者に依頼すれば、認定取り消しになることはありませんので安心してください。

業者を選ぶ場合は下記の記事が参考になります。ぜひ読んで対策を取ってください。

同業がさらす!!太陽光発電業者の正しい選び方!

その他のトラブルやデメリットに関する対策もありますので、参考にしてください。
これでOK!太陽光発電所を設置した場合の5つのデメリットと対策

これで夜も快眠!太陽光発電所の設置前・設置後のトラブルを回避!

2 2017年の買取価格でも利益を上げる方法

2.	2017年の買取価格でも利益を上げる方法

売電の買取価格が21円(税抜)まで下がってきましたが(2017年6月現在)、先ほど1章で説明したように設置費用も下がってきました。

まだまだ、太陽光発電所は、魅力的な投資対象です。

設置費用はもちろん下がっていますが、さらに利益を上げるための方法をこちらの記事を読んでいただいている方だけにこっそり教えます。

利益を上げる方法は

  • 設置費用を下げる
  • 発電量を増やす

です。

これらを実現するための方法を説明していきます。

2-1 設置費用を下げる

初期の導入費用である、設置費用を下げることで、単純にその分を利益にすることができます。
そのための方法とは、分離発注をし、導入費用を下げるという事です。

部材、施工を依頼する場合2種類の方式があります。それは、一括発注と分離発注です。

●分離発注

分離発注とは、部材販売業者から部材を購入し、施工だけを、施工業者に依頼するという方式です。

施工業者に依頼した場合は、部材の価格に施工業者の利益が入ってしまいます。

分離発注の場合は、発注者側が、部材を直接部材販売業者から購入することで、その分施工業者の利益分
をカットでき、安くすることができます。

ただし、荷受けや、施工の案件管理をご自分で行う必要があるので、一括発注に比べ手間がかかり、自己の負う責任は大きくなります。

また、発注者側にある程度の知識が必要となってきますので注意が必要です。

業者に関する詳しい説明はこちらをご覧ください。

同業がさらす!!太陽光発電業者の正しい選び方!

●分離発注で900万円安くなる

一括発注と分離発注の費用を比べると、規模にもよりますが、900万円安くなります。

こちらの記事に詳しい内容が書かれていますので、分離発注にチャレンジしてみましょう。

同業がさらす!太陽光発電システムの設置費用を900万円下げる方法

2-2 過積載で発電量を増やす

過積載をすることで、同じ日射量でも多くの発電量を稼ぐことができます。

実際にどれくらい過積載できるかは、パワコンによって決まりますので、その辺は、専門家の販売業者や施工業者に確認してください。

また、シミュレーションソフトを使用し、実際に50.88kWと超過積載95.4kWの発電所の発電量を比較してみました。

●過積載とは

低圧発電所の場合、49.9kW以下で太陽光発電のシステムを組む必要があります。

「パネルの合計出力」と「パワコン合計出力」のうち小さい方の値がその発電所の出力と見なされますので、パワコンの合計出力を、49.9kW以下にして設置します。

そして、太陽光パネルの容量を50kW以上にして設置することを過積載といいます。

●過積載はなぜ発電量を稼げるか
 太陽光発電-過積載

上記は、太陽光パネルが55kWシステムと陽光パネルが100kWのシステムの発電量をイメージした図です。

ピークカットライン(49.9kWh)の発電量を超えることはほとんどありません。100kWシステムの場合は、早い時間帯からピークカットライン(49.9kWh)を超え、その分より多くの発電量を稼ぐことが出来ます。

また、曇りの日は、晴れている日より大幅に発電量が減りますが、それでも発電します。そんな場合でも過積載にしてある場合、発電量を稼ぐことが出来ます。

●曇りの日
50kWの太陽光パネル    → 20kWhの発電量
100kWの太陽光パネル  → 40kWhの発電量

といったイメージを持っていただければわかりやすいと思います。

また、晴れた日のピークカットライン以上の発電量は、売電することができないのでもったいないという話を良く聞きますが、それでも発電量をより多く稼ぐことができる、過積載は人気があります。

●50.88kWと95.4kWの発電所の発電量を比較してみましょう

・50.88kWの場合

【場所】 茨城県 古河市
【構成】 パネル ジンコソーラー多結晶265W  192枚(50.88kW)

 50.88kWの発電シミュレーション

【結果】

年間発電量 60,966kWh
売電価格(21円の場合) 年間 1,280,286円(税抜)
              20年間 25,605,720円(税抜)

※20年間パネルが劣化しないと想定して試算しています。

・超過積載95.4kWの場合

【場所】 茨城県 古河市
【構成】 パネル ジンコソーラー多結晶265W  360枚(95.4kW)

 95.4kWの発電シミュレーション

【結果】
年間発電量  111,704 kWh
売電価格(21円の場合) 年間 2,345,784円(税抜)
              20年間 46,915,680円(税抜)

※20年間パネルが劣化しないと想定して試算しています。

過積載をすることで、これだけの違いがでます。

同じ場所で太陽光発電所を設置しても、過積載をした場合としない場合とでは、年間110万程も利益に差がでます。それが20年で試算すると、2100万円程の差になります。

ぜひ、過積載にチャレンジしてみましょう。

また、過積載できる容量は、パワコンによって決まりますので、その辺は、専門家の販売業者や施工業者に確認してください。

パワコンに関する詳しい説明は、こちらを参考にしてみてください。

決定版!太陽光発電投資で得するパワーコンディショナーの選び方

2-3 オプティマイザーで発電量を最適化

●オプティマイザーとは

通常パワコンには以下の2つの機能があります。

  • 発電量を最適化
  • 直流を交流に変換

パワコンには、数十枚の太陽光パネルを接続することになります。1枚でも発電量の少ない太陽光パネルがあれば、その影響を受け発電量が大幅に下がってしまいます。

オプティマイザーは、発電量を最適化する機能をパワコンから切り離し、太陽光パネルに直接1枚1枚つなげるようなイメージの装置になります。

ソーラーエッジ社のオプティマイザーは、太陽光パネルを1枚1枚制御してくれます。それにより発電量を最大化することが可能です。

また、1枚1枚制御できるので、故障や日陰にとても強い発電所にすることができます。

ソーラーエッジ社のホームページ

ソーラーエッジはケーブルの組み方が単純化できるので工事費(材料費)も削減できるというデータが出ています。

ソーラーエッジのオプティマイザーを導入することで、工事費(材料費)も削減でき、発電量も最大化してくれますので、その分利益を上げることができます。

もう少し詳しく知りたい方は、以下の記事がお勧めです。

決定版!太陽光発電投資で得するパワーコンディショナーの選び方

3 まとめ

太陽光発電への投資は儲かることは内緒

2017年の買取価格でもしっかり儲けることができることがわかっていただけたでしょうか?

儲けることが出来る理由として

  • 設置費用が大幅にさがってきた
  • 分離発注により、さらに設置費用を下げることができる
  • 保険や設置方法などの太陽光発電に関するノウハウがたまってきた
  • シミュレーション通り、またはシミュレーション以上に発電する
  • 過積載により発電量を稼ぐことができる
  • 新技術のオプティマイザーでさらに発電量を稼ぐことができる

などがあげられます。

この記事に書いたことを活用すれば、太陽光発電所への投資は、非常に魅力的な投資対象になります。

太陽光発電所への投資が儲かるという事は、この記事を読んだ方のみの特典です。

他の人には、内緒にしておきましょう!