太陽光発電実際にあった11の後悔〜失敗を回避する方法とは〜

しまった、こんなはずではなかったのに。。。
どうしてこんなことになってしまったの。。。

太陽光発電のトラブルには、予想外のコストが発生するものもあり事後対応が難しいものもあります。なんとか事前に回避できなかったものか、あらかじめ対策をしておけばよかったと後悔をしてしまうのは辛いですよね。

2016年に国民生活センターへよせられた太陽光発電に関する相談件数は2682、うち約60%は、訪問販売などによる相談です。

 

毎年これだけ困っている人がいる現状に驚いてしまいます。

今回は、太陽光発電所を手に入れる手順に沿って『後悔したこと』と、『後悔を回避する方法』についてまとめてみました。

もし今、何か悩んでしまっている事があるとしたら、それは他の方も経験されたことがあるかもしれません。

先に挑戦した方の経験を生かし、あなたには後悔しない方法で選んでいただきたいのです。

まずは、取り返しのつかない後悔とはどういうものがあるか、まとめてみました。

 

 

1 本当は言いたくない太陽光発電所有者の大きな後悔

私たちは太陽光発電に投資効率や、目先の利益を求めすぎてしまい、選ぶ方法や順番を間違えてしまうことがあります。

どんな選択が後悔に繋がるのか、どこで間違い大きな後悔につながってしまったのか発電所ができるまでの手順に添って見ていきましょう。

 

 

1−1  土地選びでしくじり【契約を急ぐのはNG!】

ケース1 坪単価と連系費用だけで即決してしまい、使えない土地を購入してしまった

初めて太陽光発電設備を持ちたいと馴染みの不動産屋さんに連絡したところ、住宅地から少し離れたところに丁度いい土地があると。
日当たりも良さそうで周りに家もない。広さも300坪ほどで丁度いいので早速押えたいと連絡しました。
土地の購入は初めてで、段取りがわからず電力申請時に地主さんの同意書が欲しいということで、その時に契約。地代もお支払いしてしまった。
しかし、地境がはっきりせず結局工事車両の出入りができない、設置工事ができない場所だったことに後ほど気づきました。

不動産業者からの土地情報はまず、坪単価から話が始まります。一緒に広さや場所、周りの状況を説明されます。

太陽光発電用地は、単価が低く手数料が少ないため、嫌がる不動産業者もあります。

そんな業者さんとのやりとりをスムーズにするためにも、あらかじめ条件を指定して探してもらうことをオススメします。

太陽光発電事業の土地を選ぶには、日当たり、広さ、土地の形状や電線状況などを総合的に判断する必要があります。

工事がスムーズにできるよう、周辺の道路は必ずチェックする必要がありますし、土地売買の契約時にはもしも工事ができなかった時のための停止条件を明記しておく必要があります。

土地探しについて、詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。

「投資用太陽光発電システム用地探し」の基礎知識とトラブル事例

 

 

1−2 価値あるシステムを選べなかった【見積もり選びを間違えた】

ケース2 価格リサーチが足りなかったことの後悔

以前よりおつきあいのあった電気工事店へ太陽光発電の見積もり依頼をしたBさん、
低圧1期3000万円(70kW)というお見積りでそんなものなのかと思い、インターネットで70kWで検索してみたところ、500万円もお得なものを見つけました。
こんなに違うものかと資料請求をしてみました。同じ70kWパネルメーカーはどちらも日本製ではないけれど、製品保証に入っているそうなのでいいだろうと、安い方と契約しました。
大雑把な価格リサーチをしたけれど、細かいパネルメーカーのことや工事に関する情報がなく比べなかったBさん。
破格の値段だったのは、パネルメーカーが一時的に在庫処分するためだったということを後ほど知り、倒産してしまったメーカーを選んでしまったことを大変後悔しています。
製品保証はなくなり、太陽光発電所の価値が下がってしまいました。

 

太陽光発電設備は自分で制作することもできる投資です。(電気工事は資格が必要)

コストを抑えるためには、自分ですることを増やす、設備のアップグレード、信頼できる施工業者にできないところだけ発注するなど自分で管理し、リスクを選ぶ人も少なくありません。

  • 発電量が思ったほど伸びない
  • 修理費が多くかかってしまう
  • システム費用をケチったら、保証が入っていなかった
  • 任意の保険に入れない設備になってしまった

分離発注、一括発注、分譲販売における責任とコストの相関図

「安物買いの銭失い」と言いますが、せっかくの20年間の投資を後悔したくないですよね。

価値あるもので、投資効率の良いものを選ぶことが求められます。

「今ならこんなお得なんです!」なんて時間制限をつけられたら一度、冷静になって判断しましょう。

太陽光発電の投資に関するこちらの記事にも価格に関して詳しく書かれております。

徹底解説 絶対に太陽光分譲投資を成功させる方法とシミュレーション

 

 

1−3 金融機関との交渉で後悔【金利が利幅を圧迫】

ケース3 融資交渉に失敗、金融機関と契約できず、簡単に諦めてしまって後悔

これまで、金融機関との取引がなく、特に紹介していただけるコネクションもなかったEさん、地元の地銀へ資料ゼロで飛び込み、融資担当は全く相手にしてくれませんでした。すっかり落ち込んでしまい、工事店へ相談してみると、信販会社を紹介してくれるとのこと。この際、金利が少々高くてもしょうがないと契約。
その後、太陽光オーナーさんの会で、皆さん案外低金利で融資を受けていることがわかりました。
そんなはずでは。。。 事前に資料を作成してもう何軒か挑戦しておけばよかった。

初めての金融機関との取引で、融資の実績がなく、ご紹介していただける宛てもない、銀行から融資を受けるのは難しいかなぁと諦めてしまった方もいらっしゃいます。

金利が高いからできない、融資が通るはずはないと比較的簡単に通りやすいリース会社との契約を選ぶ方も。これもスピードが必要な場合は最善の策ですが、時間的に余裕のある時は、何軒か銀行へ相談に伺ってみることをお勧めします。

相談に行く場合は、相手の立場に立って、必要な資料を用意しておきましょう。相談を受けてくださった営業さんが、上司に説明する時に役立つ資料が必要です。金融機関は、外回りや営業担当に融資先として有効かどうか判断する権限があるところもあります。

いくら、窓口で好印象でも、上司や融資担当者へ事業説明できなければ、お話は進みません。

有利な条件で融資を受けたい、2、3機と所有件数を増やしていきたいと考えている方は、戦略的に進めていくことをお勧めします。

事業計画書の作成方法など、詳しく知りた方は、こちらの記事をチェックして見てください。

初心者の私ができた!太陽光投資ローンの通し方

 

 

1−4 電力会社への申請で間違い【売電できない!】

ケース4  検査で発覚、申請内容と実際の型番が違い売電できない事態に!

電力会社と経済産業省への申請は業者にお願いしたけれど、費用を抑えるため、部材を分離発注しました。
発注先と何度もやりとりをし、途中で型番が変わったことを施工業者へ伝えることを忘れてしまった。
それが原因で、検査でNGに、取替え工事をしなければいけない事態になってしました。

電力申請から始まり、経済産業省への申請を提出しますが、その段階で設備内容が確定しているとは限りません。あらかじめ保留内容はあるけれど申請を提出しなければ買取価格の期限が間に合わないという理由で、とりあえず申請を提出し、後ほど軽微な詳細に関して訂正を行うこともあります。

この場合、特に気をつけなければいけないのは、関連業者への連絡です。

特に申請業者と施工業者が違ったり、変更を度々繰り返した場合には注意が必要です。

接続できないという最悪の事態を防ぐためには、連絡を密に取り合い、発注内容の確認と申請内容の確認、また納品された部材の確認をきちんととっておきましょう。

 

 

1−5 事業性の判断を誤った【発電事業の計画間違い】

ケース5  シミュレーションを元に事業計画を作成、現状とかけ離れていた

契約前に業者から発電シミュレーションをもらい、それを元に売電シミュレーションを計算し、20年間の事業計画を作成して融資先へ提出したDさん。
きっちりした性格で、1年目から消費税還付を使い、手出しはなく運営していくつもりだったが。 
そもそものシミュレーション値が違っていたようで、売電予測が大きく外れてしまった。 こんなはずでは。。。

契約前の業者との打ち合わせとき、お見積書と一緒に発電シミュレーションをご用意いただきます。

パネルメーカー発行のものが多く、それを参考に、メンテナンス費用や融資を受ける場合の利子、保険や税金などの必要経費を入れて投資シミュレーションを作成します。

そこで、ベースとなる発電シミュレーションが何らかの理由で違ってしまっていると、全てのシミュレーションに影響してしまうこととなります。

メーカー発行だから大丈夫だろうと安心せず、パネルの向き、角度、間隔などおかしなところはないか、チェックし、時間に余裕ある場合にはご自分でシミュレーションしてみることもお勧めします。

詳しい方法は、こちらでご確認ください。

誰でも簡単に出来る太陽光発電投資の発電量&事業シミュレーション

 

発電しても売電できないトラブル番外編【抑制】

太陽光発電事業で言う「抑制」は2種類あります。

  1.  電圧抑制
  2.  出力抑制

この2つも注意が必要です。それぞれの違いを確認しておきましょう。

  1.  電圧抑制について

発電所内の電圧は、電力会社からあらかじめ決められた数値(制定値)にパワコンでコントロールするのですが、発電所から一番近い電柱より連系した送電線の電圧が高い場合、一時的に電気を送り出すことができなくなります。これをを電圧抑制と言います。

これは、電力会社との交渉で解消されることも期待できます。

異常が発生したところで、調査を依頼し、一定期間データを取ってもらいます。

その後、制定値を変更し、周りとのバランスをとっていきます。

2.  出力抑制抑制について

出力抑制とは、送電先の電力会社から一定のルールに基づき、一時的に送電をストップさせることを言います。

  • 無期限無保証 (指定ルール)
  • 360時間ルール (新ルール)
  • 30日ルール  (旧ルール)
  • 抑制なし  

*上から抑制が厳しい順番

せっかくの太陽光発電の電気も、送電できなければ売電できません。
東京電力、中部電力、関西電力の低圧以外は全て、2017年現在、出力抑制対象となっており、既に抑制がかかっている地域もあります。

契約先の電力会社が旧、新、指定ルールまたは抑制なしなのか、問い合わせておきましょう。

また、既に設置されているPCSが出力抑制対応か分からない場合は、電力会社からのダイレクトメールなどに記載されている問い合わせフォームで確認しましょう。

また、PCSメーカーのHPでも詳しく確認することができます。

http://www.omron-fe.co.jp/kyushu_outputcontrol.html
オムロン『九州電力管内向け』出力制御対応に伴う重要なお知らせ

抑制について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

https://blog.eco-megane.jp/
そろそろ九州本土で出力制御が/

 

 

1−6 JPEAへの申請タイミングを間違えてしまった【売電価格の変更で後悔】

ケース6 申請のタイミングを間違えてしまった!

申請には多くの添付書類があり、全ての添付書類が完璧に揃わなければ申請できないものだと、土地の契約を待って、申請するよう用意していた。
しかし、年末にかけて業者が忙しく、契約が年明けになってしまった。
本当は土地の売買契約書がない場合でも、(同意書を添付することで)申請を始めることはできたと後から知ることに。申請時期を誤ってしまい、買取価格が次年度価格になってしまった。こんなはずでは。。。

2017年4月1日より新しくなった再生エネルギーの固定買取制度が始まり、内容も申請方法も代わりました。8月には、太陽光パネルの増築に関する法改正もあり、JPEAは電話がほぼ繋がらない状態が現在まで続いています。

みなさん、申請に関してわからないことはどうしているのでしょうか。

こんな時に頼りになるのが、発電所のオーナーさんが多く集まるオンラインサイトや、オフ会です。

経験豊かな発電所オーナーさんからご自分の経験に基づいたアドバイスをいただけます。

特に、これから1期目をとお考えの方は、身近に相談できる方がいらっしゃるのは大変心強いことです。

ぜひお気に入りのサイトで相談できる方を探してみて下さい。

読めばあなたも太陽光発電所のオーナーになれる!15のブログとサイト

JPEAへの申請代行をお願いすると、コストがかかるため、ご自分で申請をされる方が増えています。

2017年12月現在の申請手順はこのようになっています。

中部電力のHPよりhttps://www.chuden.co.jp/resource/ryokin/sai_low_21.pdf

  1.  電力会社への接続契約申し込み
  2.  電力会社からの技術検討結果の受領、負担金の支払い
  3. JPEAへの認定申請(電力会社からの「系統連系に係る契約ご案内」を添付する
  4. 認定通知書を受領、電力会社へ提出
  5. 特定契約の締結後、着工
  6. 電力受給の開始(売電開始)

①と③は同時進行で進めることができます。添付書類を確認し、特に時間的に余裕のない年度末にかけては慎重に申請を進めていきましょう。

 

 

1−7 依頼先の工事業者が倒産!【業者選びで後悔】

ケース7 業者選びを急ぎすぎてしまった後悔

インターネットで分譲案件を検索し、見積もり依頼をしてみたAさん、すぐに返事がきたので詳細を聞きたいと問い合わせました。
○△県の70kW低圧の太陽光発電所で、買取価格は28円だと。すでに他にも問い合わせが来ているので、早く契約をした方がいいと手付金を要求され、話が進まなかったので100万円、現金で払ってしまった。
その後、業者は倒産、連絡が取れなくなってしまった。

『業者選び』は太陽光発電事業にとって、最も重要な選択事項の1つです。

今回、Aさんは、1社の見積もりと少ない情報で決めてしまいました。その上、買取価格が魅力的だったと決断を急いでしまいました。

結果、依頼先の経営状況が悪化していることに気づけず、手付金を支払った段階で倒産してしまい、それ以上何をすることもできない結果となってしまいました。

では、Aさんはどんな基準で業者選びをしたらよかったのでしょうか。

大きな後悔をしないよう、次のような業者は避けましょう。

(施工店の場合)

  • 訪問販売で運命の出会いはほぼない
  • 設置場所を下見しないで詳しい見積もりを作成する業者
  • 建設業許可の電気、とび.土工の許可などを取得していない工事業者
  • 施工実績が不明、または工事現場を見学させてくれない施工店は怪しい
  • 見積書が一括になってしまい、フェンスなど細かい部材が漏れているのか判断がつかない

(分譲案件の場合)

  • 利回りばかり強調する
  • 融資相談に乗ってくれない
  • 施工業者のことを知らない
  • メンテナンスについて何も話さない
  • 発電設備の知識が乏しい

(部材販売業者)

  • 施工業者を紹介してくれない
  • どこメーカーがオススメかはっきりしない
  • 納品方法(運送会社の情報)がはっきりしない
  • 連絡が遅い

『業者選び』は太陽光発電事業にとって、最も重要な選択事項の1つです。

倒産寸前の施工業者と契約してしまった場合、安価な設備へ契約内容が変更になったり、資金不足による後期の大幅な遅れ、最悪の場合は業者が倒産しまい着工できなくなってしまったということもありましす。

契約先が健全な経営ができているのか、初めに評判を聞いたり施工実績を調べておく必要もありますね。直接その業者さんに実績を伺ってみることも1つの方法です。

ここ数年で急に従業員を増やしたり、営業所がいくつも増えている会社は要注意です。経営状況がいいからできることと思いがちですが、運営費が膨らんでいる恐れもあります。

業者さんに突っ込んだ質問ができるくらいの関係になっておけることもトラブル回避方法の1つと言えそうですね。

このような業者を選ばないためにも、数社に見積り依頼をし、不明な点はそのままにせず情報収集をしておくことをオススメいたします。

詳しく知りたい方は、こちらの業者選びに関する記事をチェックしてみてください。

同業がさらす!!太陽光発電業者の正しい選び方!

 

 

1−8 施工スケジュールで失敗【駈込み施工は要注意】

ケース8 工程表だけではない、施工スケジュール管理が必要だった

工程表を業者からもらい、案外時間がかからずできるのかなと思っていたところ、認定がおりず着工できないとの連絡がありました。
契約時に1時金のお支払いに融資を利用しているので、利子の支払いはすでに開始しているにもかかわらず、どうしたらいいのか。。。
早く売電収入で返済を始めたい。

契約後は、いよいよ融資を実行するタイミングや、資材を発注するタイミングなど、全体を見ながら進めてく必要があります。

もし、そのような細いことはちょっと、、、という方は、分譲案件を購入されることをお勧めいたします。

設置後の管理も任せられるところを選べば、台風が来るたびに心配で眠れない夜を過ごすこともありません。

「安心」は「保険」でまかなえます。契約後のトラブルに備えて、納得のいく保険に加入されることをお勧めいたします

保険について詳しく知っておきたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

その保険本当に必要?太陽光発電の保険・保証がすべてわかる!

 

 

1−9 コミュニケーション不足でトラブルに【ご近所さん問題】

ケース9 コミュニケーション不足による関係者とのトラブル

いよいよ、契約書をもらいハンコを押したら契約完了!これで私も太陽光発電所のオーナーの仲間入りが出来ると喜んでいたCさん。
工事が始まる前に、ご近所さんへの配慮を忘れてしまい、影でこそこそと陰口を叩かれてしまいました。
これからまだ増やしていきたいのに、現状では解決方法が見つからず。。。 こんなはずではなかったのに。

ご近所トラブルと聞くと、自分では避けることができなかった、また予期できなかったことによるハプニングというイメージがありますが、初めの対応で、違ったイメージを伝えておくことも重要です。

契約前にご近所さんへ、ちょっとした手土産を持ってご挨拶に伺い、これから太陽光発電事業をすることや、災害時の非常用電源としてご提供できることをお話しましょう。

ご近所さんは、案外見ています。気になっていることがあっても、キッカケがないので、言えず溜め込んでしまい、ある日突然「反対者」となって工事現場に現れることも。

日頃のコミュニケーションと、周りの方にとってもメリットがあること、自分のためだけの事業ではないことをはっきりお伝えすることで、太陽光発電の見方も変わるかもしれません。

 

1−10 施工開始から数日で工事がストップ【恐怖の盗難】

ケース10 いよいよ施工開始と思ったら盗難!!保険で賄える!?

いよいよ大型の重機が現場を出入りするようになり、本格的に工事が始まりました。
部材も次々と搬入され、工事現場らしい風景になったのもつかの間、盗難の被害にあってしまいました。
今回は少しでも費用を抑えようと部材は自分で手配をかけているため、これは工事会社の責任で対応してもらえるのか。。。 初めに保険について確認しておけばよかった!

施行中の盗難は珍しい事例ではありません。全国的に増加傾向にあり、特に九州や関東では多く発生しています。

もちろん、盗難は起こらない方が良いですが、もしも起こってしまった時に対応できる準備をしておく必要があります。

盗難だけでなく、自然災害によって工事がストップしてしまうこともあります。

2017年は、猛烈な台風が爪痕を残していきました。太陽光発電設備も例外ではありません。工事が始まった時に必要な準備を怠ると大きな後悔に繋がります。

保険について、もう一度こちらの記事で再確認しておきましょう。

その保険本当に必要?太陽光発電の保険・保証がすべてわかる!

 

1−11 完成した発電所を放置したら不具合発生【メンテナンスで後悔】

ケース11 うちから遠いからと、ずっと放っておいたら売電が止まっていた

分譲案件を購入、一括で管理してもらえていると思いこみ、メンテナンス契約を忘れてしまっていた。
売電収入が入金されるはずの日になってもされず、問い合わせてみると、発電がストップしていると。大雨と落雷の影響か、ブレーカーが上がってしまっていたらしい。
定期的に発電設備を見に行って、遠隔でも監視できるシステムをつけておけばよかった。。。こんなはずでは。

2017年4月以降、改正FIT法に伴い、事業者は、発電設備を管理する義務があり、定期的なメンテナンスが必要になりました。

これまでは設置したまま、一度も見に行ったことがないという事業者さんもいらっしゃったようですが、これからは定期的に管理する必要があります。

とはいうものの、資格もないし、管理ができないというオーナーさんのために、管理を請け負う業者が出てきました。

O&M業者は、月額定額でトータルサポートしてくれ、報告義務となっている、年次点検用の書類も作成してくれます。(契約内容によって条件は変わります)

保守点検パッケージと事故対応サービス

機械的なメンテナンスから、太陽光発電の天敵である草の対策まで、幅広い管理が必要となるため、

事業計画には、メンテナンス費用を盛り込んでおく必要があります。

メンテナンスについて詳しく知りたいという方は、こちらの記事もどうぞ。

無駄を排除し最小リスクで最大利益を得る太陽光発電所のメンテナンス

 

 

2 オーナーさんに直接聞きました。やっとけばよかった後悔3つ

後悔しないためには、先輩オーナーさんに後悔していることを聞いておくことが、近道です。

これは、太陽光発電ムラに参加されている先輩オーナーさんへお聞きし、実際に頂いた「後悔」のお話です。

 

2−1 フェンスと防草シート、迷ったあげくケチってしまった後悔

 

発電設備にお金をかけることは投資として納得できるが、その他の設備をハイグレードにする必要はないと思い、最低レベルのフェンスと防草シートを選んでしました。

薄い防草シートは、茎が強いセイタカアワダチソウなどは簡単に突き抜けてしまいました。

フェンスは、誰かがいたずらで登ろうとしたのか、曲がってしまっているところも。

これではシートをひいた意味もない、直さなければいけない結果となってしまったそうです。

もちろん、どちらも消耗品です。20年間張り替える必要がないとは言えませんが、初年度から草が生え、破れ、フエンスが曲がってしまったら設置した意味がありません。

最高グレードを選ぶ必要もありませんが、お値段と品質の妥協点を探し、納得できるものを設置しておけばよかったです。

 

2−2 パネルの設計を自分で考えればよかった後悔

 

業者によっては、パネルに影がかかることを過剰に恐れ、結果として投資効率が下がってしまうような設計になっていることがあります。

太陽光パネルの角度は、太陽光発電設備の事業性に直結します。

角度を大きくすることで、影の影響が大きくなり、1列目と2列目の離隔を大きくする必要があります。幅を広げることは、その分、設置できるスペースが狭くなり、結果、設置容量(太陽光パネルの出力)を減らすこととなってしまいます。

そのため、角度を6度〜10度というフラットに近いシステムにすることで、土地を有効利用して投資効率をあげようという考え方が主力です。

オプティマイザーというコネクターを活用すれば、それぞれの発電量が違ってもコントロールしてくれる部材もあります。

最新の情報を取り入れた設計にすればよかったと後悔しています。

 

2−3 つけておけばよかったと後悔、監視システム

 

遠隔監視システムは、正直、そんなに重要視していませんでした。

通常どのくらい発電しているか確認するためと、異常発生時の不具合を見つけやすくするために設置すればよかったととても後悔しています。

遠隔監視システムには、いろいろなものがありますが、主にCTで計測するものとそうでないものがあります。どちらも、PCS内に計測機器を設置しますが、ここは電気工事士の資格が必要となる域です。

売電開始から数年が経過したのち、監視装置の必要性を理解し、工事業者へ監視装置の設置工事を依頼したところ、断られてしまったというケースもありました。

また、それぞれのPCSにあったものを選ぶことも必要です。

あらかじめ、システムの一部としてあらかじめプランに組み込んでおいてもらえれば、遠隔監視システムも融資でまかなうことができたと、現金の出費を減らすためにも、見積もり段階から遠隔装置を組み込まれるプランがよかったと後悔しています。

 

3 まとめ【後悔を乗り越えるたった1つの方法】

多くの後悔は、次の挑戦へのヒントになります。みなさん、初めは初心者でした。

初めから成功することは稀です。逆に、失敗したり、後悔したりすることで、その失敗や経験を生かしより良いものを作ることができます。

後悔を乗り越えるたった1つの方法は、『挑戦し続けること』

そして、自分の後悔だけでなく、先に経験されている先輩方の後悔を学ばせていただくことが重要です。

もう1つ、後悔しないために、情報収集を欠かさないこと

発電所オーナーさんのブログや、太陽光発電ムラFBグループでは、太陽光発電に関する多くの体験談やヒントが書かれています。1期、2期、と経験を積み重ね、知識を高めて次に繋げています。

まずは、無料で入れるコミュニティに参加して情報収集してみましょう。オフ会に参加すれば、直接先輩オーナーさんのアドバイスをいただけることも。

業者も参加していますので、オンライン上とはまた違った、耳に入りにくい業者情報も手に入れられることも。

発電ムラのFBページ  

読めばあなたも太陽光発電所のオーナーになれる16のブログとサイト