
給料上がらないしなぁ。。会社辞めようかな。あと月々5万円があれば生活が楽になるのに。
最近急に友人のお金回りがよくなって、酔っぱらった勢いで話してたけど、太陽光発電投資で儲かってるらしい。
俺も太陽光発電投資やりたいな。でもやめたほうがいいかな?
太陽光発電の売電単価が年々下がってきて、投資としてもう利益がでないのではと不安になってしまいますね。
さらに、売電期間の20年後終了した場合どうすればいいかとお悩みの方もよくいらっしゃいます。
売電価格は年々下がっていますが、毎年太陽光発電投資をする人は増えています。
それは、太陽光発電投資は、空室のないマンションといわれ、安定した投資として近年注目されているからです。
しかし、太陽光発電投資をやろうとする方は、何となく不安になってしまいます。何が不安なのか明確にし、不安に対する対策を取れば、太陽光発電投資に前向きになれます。
今回は、太陽光発電投資をしようとする方が、やめたほうがいいと考えてしまう9つ理由をご紹介していきます。やめようと考える前にしっかりと対策をとれば安定的な投資になるということを、実際の売電収入などもご紹介しながらお伝えいたします。
太陽光発電投資をしようとお考えの方は、この記事を読んでぜひ心配事を解消し次へと進んでいきましょう!
目次
1 太陽光発電投資はやめたほうがいい9つの理由と解決方法
先ほどもお伝えしましたが、太陽光発電投資をやろうとする方は、何となく不安になってしまいます。この章では、その不安を明確にしていきます。
この章では、不安に思っている理由とそれを解決する方法を明示していきます。
そして、ご自分が不安に思っていることを明確にし、その不安を解消していきましょう。
1-1 初期投資が高く利益がでない
初期費用は、50kW未満の低圧発電所の場合1,000万円~2,000万円と普通の人が現金一括で購入できる金額ではありません。
多くの投資家は、銀行から融資を獲得し低圧発電所を購入しています。
しかし、中には利益が出ないと困っている方もいらっしゃいます。
利益が出ない理由は
・買取価格が下がってきた
・シミュレーション通り発電しない
があります。
しかし、2章で実際にどれくらいの利益が出るかシミュレーションしますが、売電価格が下がった2019年度の売電価格(14円/kWh)でも利益はしっかりとでます。
〇対策
太陽光発電所を購入する場合
・土地を見つけて、太陽光発電所を設置する
・分譲太陽光発電所を購入する
の2パターンがあります。
・分譲太陽光と自分で太陽光発電所を設置した時の利益の差
分譲太陽光の場合、太陽光発電所を売る為に営業が必要となります。その分の利益が分譲太陽光発電所の販売価格に乗ってしまうため、10%~11%という利回りになってしまいます。
しかし、自分で土地を見つけ太陽光発電所を設置した場合は、この営業経費が必要なくなるため、13%~16
%ほどの利益を上げることが可能となります。
具体的に必要な費用とシミュレーションは2章で詳しく説明します。
1-2 発電シミュレーション通りに発電しない
その年の天候によっては、シミュレーション通り発電しないこともあるのでは?と考えてしまいます。
月々のシミュレーションと実績を比べれば、シミュレーション通り発電しない月もあります。
例えば、曇りや、雨の日の発電量は、晴天時の発電量を100とすると
曇 → 40%
雨 → 10%
の発電量になります。
また、発電量の良い茨城県古河市を想定した場合100kWの発電所における晴天時の発電量は、大体ですが1日当たり550kWh程度です。
それらの違いを表にしてみると
売電単価(2019年度単価) 14円/kW
毎日雨、曇りが続くこともなかなかないですが、これが1月も続くと大きな差になりますね。
当社で所有している発電所の実発電量を見てみると、だいたいシミュレーション通りか、シミュレーションよりも若干よくなる発電所がほとんどです。
シミュレーションをしっかりとすれば、リスクを減らすことができます。
〇対策
シミュレーションをしっかりと実施すれば、それに近い発電量か、それ以上の発電量になるということがほとんどです。
業者に依頼するだけでなく、ご自分で発電量を計算する方法もあります。
●自分自身で発電シミュレーションをする
簡単にシミュレーションする方法から、NEDOの日射量データベースを利用する方法があります。
こちらの記事では、自身で発電シミュレーションをする方法を掲載しています。そちらを参考にシミュレーションと売電収入、利回りを試算してみましょう。
自身でシミュレーションをして、業者が出してきたシミュレーションと比較してみましょう。
また、3章では実際に発電シミュレーションといくつか所有している発電所の実績を比較してみます。
シミュレーションと実績にどれだけの差があるか、そちらも確認してみましょう。
1-3 20年後(売電終了後)の出口がない
固定価格買取制度では、売電の買取期間は20年という期間で定められています。
土地を賃貸で借りておられる方は、地主さんとの話し合いにもなりますが、撤去するといった方向になる場合もあります。
土地を購入された方は、撤去した後の土地の使い道などどうしようかとお悩みの方も多いでしょう。
〇対策
解決方法としては
・売電を続ける
・自家消費による別事業
・太陽光発電所の撤去
があります。
・売電を続ける
20年間売電した発電所を撤去するのがもったいないですね。
余剰売電が10年の売電期間を終えてしまうという、いわゆる2019年問題がございます。
売電期間終了後も一定期間売電できるサービスが、発表されています。
全量買取の場合も、余剰売電と同様に電力会社、新電力が購入してくれる可能性が高いです。
しかし、まだまだ先のことなので、不確定な要素がたくさんあります。20年間の買取期間終了に関しては、これからも情報を集め、皆様にお伝えしていきます。
・自家消費による別事業
発電した電力を売電するという方法だけでなく、その電力を利用し、別の事業をするという方法もあります。
実際に、動き始めている企業もでてきています。
太陽光で発電した電力をどのように利用するかといえば
・植物工場で野菜を作り販売する
・発電した電気を仮想通貨のマイニング事業で使用する
・データーセンターの電力に利用する
といった方法で、発電した電力を利用していこうと考えている企業もあります。
このほかにも、これから事業がでてきそうなので、またお伝えしていきます。
・太陽光発電所の撤去
どうしても撤去しなければならないという選択肢を選ぶ方もいらっしゃいます。
その時に気になるのが、発電所の撤去費です。
撤去費(廃棄費用)は、調達価格算定委員会設置時のシステム価格の5%程必要といわれています。
https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/20190109001_01.pdf
例えば、1200万円の場合、60万円が撤去費(廃棄費用)の目安となります。
1-4 メンテナンス費用が高い
太陽光発電所をメンテナンスフリーと呼ぶ業者もいますがそれは大きな間違いです。
これらのように、メンテナンスを怠ったために火災が発生する可能性もあります。
また、最悪の場合、一定期間全く売電できないということも考えられます。
このようなことが無いように、日ごろからメンテナンスをすることが重要です。
しかし、分譲太陽光を購入する場合、販売会社のメンテナンスを受けることが必須という場合もあります。
また、メンテナンス費はどれだけが妥当か分からず、高いメンテナンス費用を払ってしまう場合もあります。
このようなことが無いように、メンテナンス費の相場を知っておく必要があります。
〇対策
メンテナンス費を抑える対策としては
・メンテナンス費の相場を知る
・ある程度自分でメンテナンスをする
があります。
・メンテナンスの相場
だいたいの相場を表にしてみました。この中で重要度の高いメンテナンスを組み合わせ業者に依頼することも一つの対策となります。
・自分でメンテナンスをする
近隣に太陽光発電所を持っておられる場合、ある程度ご自分でメンテナンスをすることも、選択肢の一つとなります。
メンテナンスのうち特殊な技術が不要で費用がかかる除草の部分は自分で行い、電気的な検査のみを業者に依頼しましょう。
また、ある程度であれば点検装置を利用してメンテナンスも可能です。点検装置のレンタルをしていますので一度試して見られることをおすすめしています。これらのメンテナンス機器は、コネクタを外すなど電気工事的な作業がなければ電気工事士等の資格は不要です。
・太陽電池アレイテスターSOKODES(断線箇所しているパネルの発見用)
・ソラメンテ(故障パネルの特定用)
・サーモカメラ(ホットスポットの発見用)
・パネル検査用の絶縁抵抗器
・地絡検出器
・IVカーブトレーサ(断線がない時の劣化の証明用)
・eソラメンテ-Z eZ-10(クラスタ故障と不良パネルの発見)
・点検装置の販売
https://ichiba.solar-club.jp/products/detail.php?product_id=710
・点検装置のレンタル
https://ichiba.solar-club.jp/products/list.php?category_id=56
また、メンテナンスについて詳しく知りたい方はこちらがおすすめです。
1-5 自然災害などで故障してしまう
台風でパネルのほとんどが飛んでしまったり、大雨で土砂崩れが起こって設備が倒壊したりといったケースもあります。
落雷、大雪、雹などによって太陽光パネルやパワコンが故障してしまうこともあります。
このような自然災害はいつ起こるか、予測はできません。
実際に起こってしまったときに非常に困ってしまいます。
そのような場合に備えて、不安や悩みを取り除く方法をお伝えします。
〇対策
それは、このような場合に備えて、保険には必ず入ることです。
太陽光発電所にかける保険は、たいていの場合、火災、落雷、破裂・爆発風災、ひょう災、雪災、盗難などにも対応できるので、ぜひ入っておくことをお勧めします。
保険に関して詳しく知りたい方はこちらです。
・保険の代理店もしております
https://ichiba.solar-club.jp/products/detail.php?product_id=255
1-6 不動産のように売ることができない
投資家の中には、太陽光発電所を所有して途中で手放したいと考える場合もあります。
しかし、太陽光発電所は不動産のように売却することができないのではないかと考えている方もいらっしゃいます。
太陽光発電所は、セカンダリ案件として現在市場が開かれています。
〇対策
2012年から始まった固定価格買取制度も、初期のころはグリーン投資減税が適用され、一括償却が可能になるなど節税効果のメリットが大きいという理由で、太陽光発電投資をする投資家が多くいました。
しかし、「一括償却」を目的として購入した投資家達の目的が達成され、その結果発電所を手放す人も増えてきています。
中古発電所は、市場で売買されるようになってきています。
また、
・売電実績があるため融資の事業計画が立てやすい
・発電の実績があるため、融資が付きやすい
・売電単価が高い発電所を所有できる
・初期の施工・機器不良に合いづらい
などのメリットがあり、人気が出てきています。
中古発電所に関して詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
また、発電ムラ市場では、発電所の無料査定サービスもしていますのでぜひ試してみてください。
https://ichiba.solar-club.jp/products/detail.php?product_id=350
1-7 詐欺・騙されるリスクがある
数年前までは再生エネルギーバブルとも言われる状況で、権利を抑えてしまおうとするブローカーなどが多く参入していました。
分譲太陽光発電所の購入は現地確認をしないまま説明会で即決しなければ購入できないといった事例も聞かれました。
契約金だけを支払い、発電所も所有できず、お金も戻ってこないという話も聞きました。
発電シミュレーション通りに発電しない発電所を購入させられたという事例もあります。
太陽光バブル期から比べ、現在はこのような話もあまり聞かなくなってきましたが、まだまだ油断は禁物です。
〇対策
騙されないための対策として、一番重要なことは販売先の業者について徹底的に調べるということです。
対策をまとめると
・販売元業者(施工業者)を徹底調査
・発電シミュレーションを自分でしてみる
・施工業者の実績や施工業者との契約内容を事前に徹底確認
・業者以外の情報源を持つ
などがあります。
しっかりとした情報を手に入れ、購入しても問題の無い発電所か、販売会社は信頼できるしっかりと調査することが重要です。
詐欺について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
1-8 太陽光発電は環境に悪い
大規模メガソーラーの開発により、豪雨でメガソーラーが破壊され、新幹線がストップしたということを新聞やテレビで見聞きされた方もいらっしゃるかと思います。
出展;日経
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/feature/15/407251/071000037/
このようなことが、頻繁ではないにしろ、何度か報道されています。
そのため、太陽光発電は環境に悪いことをしているのではというイメージを持っておられる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、これは施工側の不手際のせいで土砂が流れ、太陽光パネルも流れてしまい新幹線のレール上に土砂やパネルが乗っかってしまったとう事故です。
決して太陽光発電所が悪いのではなく、施工不良の問題となります。
太陽光発電は、石油や石炭などの化石燃料を燃焼させ発電する仕組みとは違い、発電の際CO2を排出することがなく環境にとっては非常に良い発電方法と言えます。
故障した場合は原子力発電のように、放射性物質が排出され地域住民や地球へ重大な悪影響を与えることもないため、環境にとっては素晴らしいといえるのではないでしょうか。
投入したエネルギーを回収するまでの時間をEPT(エネルギーペイバックタイム)と言います。
上記の表にあるように、化石燃料や原子力の場合、投資したエネルギーを回収することはできません。しかし太陽光などの再生可能エネルギーであれば、パネルを作る過程で投資したエネルギーは、1年から2年弱で戻ってきます。
このように他の発電方法と比べても、太陽光パネルは投資した以上のエネルギーを回収できる素晴らしい発電方法と言えます。
そして、投資家の方にとっては、環境と財布を豊かにしてくれる発電方法と言えるのではないでしょうか。
太陽光の環境・経済メリットについてさらに詳しく知りたい方はこちらが参考になります。
1-9 太陽光発電投資で家族が不仲になる
太陽光発電投資を始める際、家族を持っておられる方は、購入してもいいかと家族に相談します。
しかし、安い買い物ではなく、銀行からの融資も必要なため、「失敗したらどうするの?」「住宅ローンもあるのになんで借金を増やすの?」とマイナス面ばかり見てしまう方も多いのではないでしょうか?
そして、インターネットで「太陽光の失敗談」などと検索され、偏った知識だけを身につけられたりしたら、なかなか発電所を購入することができなくなってしまいます。
また、なんとか購入しても、シミュレーション通り発電せず、キャッシュフローがマイナスになると、家族が不仲になってしまうこともあります。
〇対策
最初に購入しようとする場合、特に嫁ブロックと言われる、妻の反対が多くあると聞きます。
そのような対策として
・太陽光発電の正しい知識を身に着け、説得する
・太陽光発電所を購入した場合、生活にどのような変化があるかビジョンを共有する
・太陽光発電所の知識をつけ、利益が出る発電所を購入する
特に重要なのは、発電所を購入した場合、生活にどのような変化があるかという夢やビジョンを共有することです。
いままでは年に1,2回の国内旅行しか行けなかったが、発電所を購入すると月に5万ほどの利益がでれば、年に1,2回の海外旅行ができるようになるなどです。
このように、発電所投資をすることで、生活に余裕ができ、豊かな人生を歩むことができるということを共有すれば、家族も前向きなってもらうことができます。
実際に嫁ブロックを突破したお話はこちらを参考にしてください。
2 2019年度の売電単価14円でも十分に利益は確保できる
土地をお持ちの方や安い土地が手に入りそうな方は、14円でも十分に利益を確保することができます。
この章では、どれくらいの利回りになるか、手元にキャッシュが残るかシミュレーションしていきます。
2-1 太陽光パネルの価格が下がり、16.4%の利回りも期待できる
太陽光パネルの価格も下がり、14円でもしっかりと利益を確保することができるようになっています。
https://ichiba.solar-club.jp/products/detail.php?product_id=703
今回は、こちらのセットを使用し、設置した場合を想定してシミュレーションしてみます。
ただし、パネルの枚数を 252 → 288枚に増やし、出力を「89.28kW」にします。
【条件】
場所:愛知県知多郡
出力:89.28kW
こちらの条件でシミュレーションをすると
・発電シミュレーション
シミュレーションでは年間発電量が、ピークカット込みで127,041kWhになります。
それでは、年間発電量から年間の売電金額を計算してみましょう。
・年間の売電金額
売電収入 = 売電単価 × 発電量(kWh)
14円×127,041kWh =1,778,574円(税抜)
消費税8%の税込みにすると
1,920,860円(税込)になります。
・太陽光発電所を設置するために必要な費用
先ほど紹介した過積載セットを使用した際の、費用一覧になります。
施工費用に関しては、kW単価4万円ほどで算出しています。
表面利回りを試算すると
・利回り(土地を持っている場合)
表面利回り= 1,920,860円(税込) ÷ 11,700,000円(税抜)× 100
= 16.41%
となります。
土地を持っておられる方であれば上記の利回りが期待できます。
しかし土地を持っておられない方は、土地を購入する必要があります。
最近は太陽光バブルも崩壊し、太陽光発電所を建てやすい土地が以前よりも安くなってきたと聞きます。
坪5000円の土地を300坪購入した場合、土地代金は150万円とします。
・利回り(150万円の土地を購入した場合)
表面利回り= {1,920,860円(税込)+1,500,000円(土地代)} ÷ 11,700,000円(税抜)× 100
= 14.55%
土地を購入した場合でも、十分に利回り確保することが可能です。
土地探しについては
・親類、友人などできるだけ多くの人に連絡
・不動産屋さんにはコンサルティング料を支払い探してもらう
・インターネットで調べる
上記の方法で探す事ができます。
土地探しについて詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。
・収支シミュレーション
【条件】
初期費用:1,320万円(税込)(土地代込み)
自己資金:220万円
融資総額:1,100万円
金利:1.5%
収支シミュレーションを実施した場合、年間80万円ほどのキャッシュが手元に残る試算になります。
20年間で見ると、1,900万円ほどの手残りとなります。
償却期間が17年間なので、残りの3年間は売電金額が、すべて利益になります。
このように14円でも利益を得ることができます。
太陽光発電所の設置をご検討中の方は、ぜひ発電シミュレーション、収支シミュレーションをしてみましょう!
また、こちらのキャッシュフロー表は、以下の記事より無料でダウンロードできます。
2-2 余裕を持って9月頃までに低圧の太陽光の申請をしましょう
5月末に資源エネルギー庁から2019年度の申請期限が発表されています。
・低圧太陽光(10kW以上 50kW未満)
新規・変更認定申請期限日:2019年12月20日
・高圧太陽光(50kW以上 500kW未満)
新規・変更認定申請期限日:2019年12月20日
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/dl/announce/20190531.pdf
●電力会社への申請はお早めに
申請の流れとして
①電力会社への申請
②電力会社からの接続同意
③資源エネルギー庁への事業計画の提出と認定
という流れになります。
初めに電力会社への申請し、電力会社から接続の同意文書をもらう必要があります。
資源エネルギー庁へは期日である12月20日より早く電力会社へ申請をする必要があります。
低圧の太陽光をお考えの方は、電力会社へ申請を出し、接続同意文書が出るまで、1カ月~2カ月ほど時間がかかります。
余裕を持って、9月頃には電力会社へ申請をしましょう。
申請が面倒だなという方は、申請代行が依頼できます。ご検討ください。
https://ichiba.solar-club.jp/products/detail.php?product_id=224
3 2019年度(最新版)実際の売電収入&シミュレーションとの比較
それでは、実際に現在稼働中の当社発電所を参考に、2018年~2019年にわたる1年間の発電量とシミュレーション値を比較してみましょう。
3-1 実際の発電量とシミュレーションを比較してみましょう
・当社所有の鳥取県太陽光発電所
パネルの出力 : 34.16kW
パワコンの出力 : 29.7kW
容量が、小さい発電所ですが、シミュレーション値より若干低くなりましたが、それでもほぼシミュレーション通りの結果となりました。
ちなみに前年の2018年度は、36,822kWh実発電量があり、年間1,000kWhほど高くなるという結果です。
昨年の冬は雪などの影響で、発電量が少なくなりましたが、5、6月は天候もよく、シミュレーションよりも大幅に発電量が増えました。
各月で比較すると実電量が、シミュレーションより悪くなる月もありますが、年間を通してみると、シミュレーションに近くなるか、それより発電量が多くなるということがほとんどです。
●当社所有の兵庫県太陽光発電所
パネルの出力 : 82.88kW
パワコンの出力 : 49.5kW
こちらは過積載の発電所ですが、シミュレーション値とほぼ同じになるという結果になりました。
2018年の1年間では、シミュレーション値より、実発電量が年間5,000kWhほど高くなるという結果になりました。
12月は、シミュレーションよりも1,400kWhほど発電量が少なくなっていますが、それでも年間を通してみると、他の月は、ほぼシミュレーションよりも発電量が多くなっています。
2つの発電所を比較しましたが、他の発電所でも悪くても、シミュレーション通りとなるか、シミュレーションより多く発電する発電所がほとんどです。
このようにシミュレーション値は、かなり精度が高いといえます。購入前にご検討される場合は、必ずシミュレーションしましょう。
また、業者によっては、シミュレーションの発電量をよく見せようとする場合がありますので、一度はご自分で簡易的にシミュレーションされることをお勧めします。
シミュレーションのご依頼は、以下のムラ市場までお気軽にご連絡ください。
土地を探すのが大変な方は、分譲太陽光発電所がおすすめです。
https://ichiba.solar-club.jp/products/list.php?category_id=7
4 まとめ
太陽光発電投資に関する不安が明確になったのではないでしょうか。
あとは、不安に対する対策を取れば、太陽光発電投資に前向きになれます。
2019年度の申請期限もすぐに迫ってきます。今のうちに後悔をしないようにぜひ検討してみてください!!
また、他の記事も読んで、太陽光発電投資への不安を減らしてください。
投資を限りなく成功に近付けるためには、いい情報源を持つことが大事です。
これからも太陽光発電投資を続けていきたいと考えておられる方は、以下のグループに参加して、最新の情報を得ましょう!
●再エネでエネルギー自給率200%を実現する太陽光発電ムラ Facebookグループ
https://www.facebook.com/groups/156300574557387/
●太陽光発電ムラ市場
https://ichiba.solar-club.jp/
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