太陽光発電10年後もしっかり稼ぐ!自家消費で電気料金を49万円節約する方法

 

そういえばうちの太陽光発電、10年経つけれど大丈夫かなぁ。。。

 

屋根上など見えにくい場所に設置されている太陽光発電、古くなった発電設備は外さないと危険なのでは!?と不安を感じていませんか?

 

2019年問題」と呼ばれ、太陽光発電を設置してから10年が経過し、連系順に売電期間が終了します。

ところが、国は10年間の契約満了をむかえた後(アフターFIT)、発電した電気の買取を義務化していません。

 

そこで今回は、売電契約終了を目前に、今ある太陽光発電設備をそのまま活用し、発電した電気を自家消費し、設置後10年経過してもしっかり働いてくれる設備の活用方法をご紹介します。

 

まずは必要最低限のメンテナンスで、電気料金を10年間で最大49万円お得に!なる方法からみてききましょう。(7kWの設備の例)

 

2019年問題直前、10年後も太陽光発電を続ける(活用)方法は3つあります。

 

  1. お金をかけずに自家消費10年間で49万円お得に(パワーコンディショナーを変える)
  2. FITで屋根に再投資!2029年まで10年間売電をする
  3. 家中を発電所にして20年間で手堅く274万円儲ける

 

今回は、ほとんどお金をかけずに今ある太陽光発電設備を活用し、自家消費を増やす方法をご紹介します。年々値上がりしている電気料金をどう削減するのか。今ある設備をどう活用するのか、目前に迫っている問題を今から計画的に考えてみましょう。

 

1. お金をかけずに自家消費10年間で49万円お得に!

設置後10年目以降も自家消費で電気料金49万円も節約できたら嬉しいですよね。

今まある設備を活用し、なるべくお金をかけず、自家消費を続けるにはどうしたらいいのでしょうか。

 

当時、かれこれ10年ほど前、一般的な3kWの太陽光発電設備は240万円という価格が相場でした。

そのため、補助金や助成金を利用された方も多くいらっしゃいましたが、10年の売電契約期間だけでは、もとがとれていないという声も時々耳にします。

これでは、地球と子供達のために設置した太陽光発電設備が実はお財布にはそんなに、ということに。。。
10年後もこれまでと同じように電気料金をお得にするためにはどうしたらいいのでしょうか。 

売電期間の10年が終了しても、そのまま設備を使い続けるのどのくらい自家消費できるのかくらべてみましょう。

1−1 最大約49万円お得な自家消費、設置容量別に比較

10年を経過した太陽光発電、もう10年間で働いてくれたらどれだけお得になるか気になりますよね。

そこで、設置容量ごとに、自家消費できる金額をくらべてみました。

*発電効率の低下を考慮し、1kWあたりの発電量は1281kWhで計算しています。
(実際のデータに基づいて)
*自家消費率39.4%で計算しています。
*自家消費率はメーカーごとに設定がちがいます。こちらは参考値です。

 これまでの発電実績をもとに、設備をそのままで、お家の電気をどのくらい自家消費できるかを計算してみました。

 今まで通り、発電もまだまだ期待できますよね。

今回の自家消費量は発電量全体の39、4%に設定しました。これは、メーカーさんごとに違います。
また、自家消費が向いているお宅とそうでないお宅もあります。

 また、一般的にパワーコンディショナーのお取り換え時期は10年とされております。

エラーコードが出たり前年と比べて発電量が落ちている場合には、パワーコンディショナーを取り替える必要があります。

 10年を期に、一度点検をしてみてお取り換えの必要があるのか、またはそのまま使い続けて大丈夫なのか確認しておきましょう。

 ご参考までに、パワーコンディショナーのお取り換え費用をご提示してみました。
設置費用は、それぞれのお家の状況によって変動します。実際に変更するときには、今ある太陽光パネルとの整合性の確認、設置のために申請が必要となる場合もあります。

 お近くの電気工事へご相談してみましょう。

同業がさらす!!太陽光発電業者の正しい選び方!

 

1−2 自家消費を積極的に推進する生活にチェンジ

太陽光発電の自家消費生活に向いているお宅、向いていないお宅の基準ってあると思いますか?

 例えば、共働きのAさん4人ご家族。
昼間太陽光発電が活躍している発電時間には不在です。

ということは、自家消費にむいていないのでしょうか。 

まず、電気を自分で作ってそのまま使う自家消費は、電気を多く使わない家には向いていません。

ではどのくらい使う家庭には向いているのでしょうか。

 現在太陽光発電が設置されているご家庭の場合、電気料金は月に5000円ほどというご家庭も少なくありません。すでに自家消費率が高くなっている生活はとても快適でおさいふにも優しいですよね。

 一方、オール電化ではないご家庭の場合、年間光熱費は18万4180円。(オール電化)そのうち3割が急騰に使われています。


すでに太陽光が設置されているお宅からは信じられない金額ですよね。ご参考までにご覧下さい。

http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/actual/

少し古いデータになりますが、経済産業省のHPにアップされている資料によりますと、28.3%が給湯で消費されていることがわかります。

給湯や厨房、暖房などの消費電力の大きいものを自家消費する生活にシフトしていくと、
自家消費率を簡単にアップさせるとこができます。

ここでは、「3割を太陽光発電が働いてくれている時間帯に消費できるか」が1つの目安となります。

 不在でも、太陽光発電で自宅の屋根で発電した電気をそのまま使う自家消費で全体の電気の3割を使うことはできるのでしょうか。

 話題のスマート家電を効率良く使ったり、時間をコントロールするタイマー設定を上手に活用したりすることで、3割の壁はクリアすることができます。

1−2−1 昼間タダの電気を使ってエネルギー自家消費3割を賄う電気生活

 

昼間の時間帯はお仕事などで不在になりがちなご家庭が多いですよね。そんなご家庭でも勝手に自家消費3割を達成してくれる生活があります。

 例えば、Aさんご家族は、不在時に「昼間太陽光発電が働いている時間帯に電気を使う」
電気を使う時間をコントロールする生活に切り替えました。

 太陽光発電設備を設置しているご家庭の多くはガスを使わない、電気の生活(オール電化)です。

お湯(給湯)も電気で沸かす生活です。

これまでは、「深夜電力」と呼ばれる電気料金の安い深夜の時間帯にお湯を沸かしていました。しかし、この電気を買うのがもったいないので、タダで使える昼間の時間帯にお湯を沸かすことにしました。

 また、不在時に全自動洗濯機を乾燥までタイマー設定して終わらせておき、お掃除ロボットを朝の時間帯に働かせ、充電も昼間のうちにすませました。

自家消費は、家にいる時に電気を使うご家庭はもちろん、電気の使い方を工夫できる昼間不在がちなオール電化のご家庭にもオススメです。

 *ソーラーチャージと呼ばれるこのシステムは、2019年問題を解決すべくエコキュートの使い方として大変注目されています。

Panasonicソーラーチャジ http://sumai.panasonic.jp/hp/new/index.html

 

1−3 10年後も新電力へ7円/kWの売電生活

 自家消費もいいけれど、やっぱり売電してエネルギーをお金に変えたいという方は、これまでの電力会社とは別の新電力会社と契約し、発電した電気をこれまでと同じように売電するという選択もあります。

Looopでんき」さんでは、家庭向け蓄電池を購入すると、FIT10年間の残りの期間を割り増し価格で買い取ってくれ、10年目以降も7円で売電できるという商品を展示会で発表されていました。

 2019年問題では「新電力」も大変注目されています。

 新電力会社の情報は随時変化しています。こまめにチェックすることをお勧めします。

  • 通信と電気をセットで販売している携帯電話会社
  • 再エネで作ったクリーンエネルギーだけ販売している太陽光発電会社
  • ガスと電気をまとめて契約すると1万円引きになるガス会社
  • 電力契約するとガソリンが5円/L値引きされるガソリンスタンド

 エルビオでんき https://lpio.jp/electrical/

 中国電力 http://www.energia-support.com/ouen_project/

Looopでんき https://looop-denki.com/low-v/plan/

ソフトバンクでんき https://www.softbank.jp/energy/special/shizen-denki/fit/

 アイ・グリッド・ソリューションズ http://smaden.com/smaden/index.html

蓄電池について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。

訪販多発注意!蓄電池と太陽光発電で電気料金が年間95,148円お得になる方法

 

2. FITで屋根に再投資!2029年まで10年間売電をする

 

ここまで、今ある設備をそのまま使い、エラーコードなど設備に不良が出た場合にパワーコンディショナーを取り替える自家消費型について書いてきました。

必要最低限の変更でそのまま使うというのは、とてもシンプルで実施しやすいです。

しかし今回、私たちはもう一度FIT制度を活用してみるという選択も考えました。

当時、高価だったため費用対効果を考えると全面に設置できなかった、満足いく設備を設置できなかったという声も耳にしたからです。

 

ここ10年で太陽光発電の新設費用はグーンとさがり、当時の1/3ほどになりました。

そこで、再投資して売電生活10年新しい太陽光発電を設置することにどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

2−1 10年の売電を新たに始めるメリット、デメリット

屋根に設置されている太陽光発電設備とは別にあらたに新しい発電設備を設置するメリットとデメリットをご紹介いたします。

メリット 

  • 発電量の多いパネルに変えることで発電量アップがねらえる
  • 屋根にスペースが余っている場合、いまよりもっと大きな太陽光発電を設置できる
  • 新しくFIT制度で申請するので設置後10年間売電できる
  • 保証内容が充実したシステムを組むことができる
  • パネルの張替え工事中に屋根の状態を確認できるので、必要に応じて修復できる

 

デメリット 

  • 自家消費できる今ある設備がもったいない
  • 再投資する大きな費用がかかる
  • 以前設置されていた設備を取り外す工事が必要
  • 現在、設備申請に3ヶ月以上の時間がかかっており、設置工事期間は売電ができない

 

私たちのように2度目の FITを選ぶには理由があります。私たちは少しでも多くの電気を自家発電し、地域の皆さんと共有したいと考えています。

屋根上の太陽光発電って、小さいでしょう!?と考えがちですが、毎日つかいきれないほどの電気をあまらせておくのはもったいないですよね。 

地域ごとに電気をシェアするVPP(バーチャルパワープラント)という考え方をごぞんじでしょうか。

こちらは、太陽光発電や電気自動車、蓄電池が地域のご家庭や店舗、工場そして電力会社と繋がり、
全体で電力需給をコントロールするシステムです。

ご興味のある方はこちらの記事をチェックしてみてください。

https://meti-journal.jp/p/180

こんなシステムが広がることで、電気が足りなくなりそうな時でも、非常用電源として火力発電を回さなくてもよくなります。 

これからもっと太陽光発電が注目される時代となっていきますね。

気になるのは新しい設備の導入シミュレーションです。
メーカーさんのHPには今ある屋根に設置できる設備容量や発電量がわかる発電シミュレーターがあります。

こちらには、工事費用や今ある設備の撤去費用ははいっておりません。

そちらを知りたいかたは工事業者さんへお問い合わせしてみてくださいね。

2−2 10年再投資、シミュレーションを手軽に手にいれる方法

 

今ある太陽光発電は古くなって、パネルの枚数も少ないし、屋根全体に新しい太陽光発電設備を設置するにはどのくらいいくら売電できるのかきになりますよね。 

メーカーは簡単に家庭向けのシミュレーションができるようHPにシミュレーターを用意しています。

もちろん、今ある設備をそのままつかえたらいいのですが、こちらは、古い設備を取り外し新しい設備を設置する再投資についてまとめてみました。

 今ある設備の撤去費用は含まれておりませんので、ご希望の場合はお近くの電気工事店へご連絡してみてください。

 

さて、今回は、P社のエネピタというシミュレーションソフトを使ってくらべてみましょう。

こちらのシミュレーションソフトは1年間の光熱費削減額を提示してくれます。 

ここでは、3kWと5kWの太陽光発電を導入した場合のシミュレーションです。

*3kWの太陽光発電システムを導入した場合
導入費用 ¥980,000円(参考価格)
10年間、平成30年度の売電価格26円/kWで100%売電すると
¥1,031,420円働いてくれる計算になります。

http://sumai.panasonic.jp/alldenka/simulation/

 

*6kWの太陽光発電を導入した場合
導入費用 ¥1,860,000円(参考価格)
10年間、平成30年度の売電価格26円/kWで100%売電すると
¥2,062,840円働いてくれる計算になります。

http://sumai.panasonic.jp/alldenka/simulation/

kWのシステムを設置できる場合、最大で27万円電気料金を削減することができるシミュレーション結果が出てきました。

導入費用は、ご家庭の屋根の現状や状態によって変わりますので、こちらは参考価格となります。 

誰でも簡単に出来る太陽光発電投資の発電量&事業シミュレーション

 

2−3 リフォームついでに太陽光再挑戦する時の注意事項

これから太陽光発電を始めるなんて、遅くない!?再チャレンジしたいけれど10年の再投資は金額も大きいので、心配になってしまいますよね。
リフォームと一緒に太陽光発電を考えるならどんなことに注意したらいいのでしょうか。

まず、リフォーム工事は内装、外装色々な工事がありますが、外装工事(屋根や外壁)と一緒に太陽光発電を設置することをオススメしています。

その理由は外装工事をする際には足場を設置し、その足場を使って太陽光発電工事が一度の足場費用で済ませられるからです。

では、そのほかにどんなことに注意してリフォームを考えたらいいのでしょうか。

 

注意事項リスト

1 依頼先は太陽光発電とリフォーム両方に詳しい業者を2、3社比べる

2 相見積もりをと施工事例を確認する

3 太陽光発電設備だけでもいくつかのメーカーで設計してもらい、発電効率をくらべる

4 家全体のでんきの使い方も一緒に見直し自家消費量をあげる設計にする

5 リフォーム後の電気料金がいくらくらいになるか一緒に話し合っておく

 

依頼先を選ぶ時に注意することや、設備を選ぶ時に注意すること、そして
シミュレーションを見る時に注意することも。

ご依頼する業者さんがお決まりになったら、HPで事例やお客様の声を確認しておきましょう。

3. 家中を発電所にして20年間で手堅く217万円儲ける

屋根全体を太陽光発電設備にして、めいっぱい発電量を稼ぐ設計の住宅を時々みかけます。

今、注目されているのは、お庭やカーポートに太陽光発電を設置し、家全体を発電所にする考え方です。

こんなに設置して、費用が大変では?と考えがちですが、実は太陽光発電を多く設置すると2倍嬉しいことがあるのです。

それは、売電期間が2倍になるのです。(売電価格は10kW未満とは変わります)

さきほどと同じソフトで15kWの太陽光発電を設置した場合のシミュレーションです。

参考導入費用 ¥4,970,000円(屋根の形状や状態によって変わります)
年間予測発電量が19,838kWh、2018年度の売電単価で考えると
年間売電価格は¥357,084円。20年間で¥7,141,680円になります。

 20年間で217万円お得になる計算になります。

 実際に2019年に売電を終了する予定となっている現在余剰売電中の家庭であっても、
10kW以上の全量売電の申請が通りました

3−1 実際に電気工事店が昨年申請した再FIT

全量売電と余剰売電、どちらも選べますが、同じ住所で申請が通るか不確定だったので、 実際に2017年度価格で申請をしてみました。

 その結果、特別中部電力や経済産業省から質問が届くことなくスムーズに認定が降りたのです。

これは、これからも太陽光発電を続けていきたいと考えているご家庭にとって、条件良く次のシステムに繋げられる一歩です。

カーポートや屋根全体を発電所にして、太陽光発電をめいっぱい設置してみたいとお考えでしたら、
2019年をまたずに申請を済ませることをおすすめします。
         

ただ、注意しなければいけないことは、電力会社への申請時、全量と余剰どちらを選ぶか間違えないことです。 

10kW以上のシステムでは、20年間固定買取制度( FIT)を利用して全量、余剰どちらもえらぶことができます。ただ、現在設置されているシステムが余剰の場合には、全量を選ぶ必要がありますので、ご注意ください。

こちらは、信頼できる業者さんへお任せすることをお勧めます。

4. まとめ

設置後10年を迎える太陽光発電をお持ちのオーナーさんが、
2019年を目前に今、選べる選択肢は3つあります。

どちらを選んでもお得に!これからも電気を使うことができるのは
うれしいですよね。

  1. お金をかけずに自家消費10年間で49万円お得に(パワーコンディショナーを変える)
  2. FITで屋根に再投資!2029年まで10年間売電をする
  3. 家中を発電所にして20年間で手堅く274万円儲ける

今ある設備を活用するときも、新しい設備にシフトする時にも
まずはしっかり情報収集と現状の確認して、信頼できる業者さんへご相談くださいね。