
「バカじゃない!!借金どうするの?」
必ず儲かるという広告にのっかり、安易に購入してしまった太陽光発電所。
でも、ほとんどの月が赤字で、妻からはいつも責められてばっかり。
太陽光発電投資して、今では本当に後悔してる。。。
このように、あまり考えずに太陽光発電所を購入してしまい、後悔する人がいます。しかし、太陽光発電投資をしている人の多くの方は、もっと早くやっておけばよかったと後悔しています。
太陽光発電投資は、空室のないマンションといわれ、安定した投資として近年注目されています。
しかし、全く調べないで成功する物でもありません。
成功するためには、他の人が後悔してしまったことを学ぶことが重要となってきます。
太陽光発電投資でどのようなことで後悔するか、ブログを書いておられる方々や、よく聞く14の理由を紹介していきます。その中で回避方法も記載していきます。
この記事では、購入前の後悔と購入後の後悔に分けてあります。
気になるところをピックアップして読んでいただいても結構です。
・購入前の後悔
1-1 シミュレーション通りの利益が取れない
1-2 相場よりも高い価格で購入した
1-3 安いだけという理由でパネルを選んでしまった
1-4 分譲案件購入で業者選びを間違えてた
1-5 無料の申請代行を依頼してしまった
1-6 経産省への申請ミスでパネル枚数が減った
・購入後の後悔
1-7 自然災害が発生したのに保険をかけてなかった
1-8 パワコンやパネルの保証について何も考えてなかった
1-9 メンテナンスを考慮してなかった
1-10 売電金額をみて太陽光発電所に不具合があったことが分かった
1-11 地盤沈下して太陽光発電所の架台が壊れた
1-12 税制優遇制度を知らなかった
1-13 太陽光発電のFIT(制度変更)のルールを知らなかった
1-14 もっと早く太陽光発電所を購入すればよかった
太陽光発電投資をしようとお考えの方は、この記事を読んでぜひ心配事を解消し次へと進んでいきましょう!
目次
- 1 1 太陽光発電投資で後悔した14の理由
- 1.1 1-1 シミュレーション通りの利益が取れない
- 1.2 1-2 相場よりも高い価格で購入した
- 1.3 1-3 安いだけという理由でパネルを選んでしまった
- 1.4 1-4 分譲案件購入で業者選びを間違えてた
- 1.5 1-5 無料の申請代行を依頼してしまった
- 1.6 1-6 経産省への申請ミスでパネル枚数が減った
- 1.7 1-7 自然災害が発生したのに保険をかけてなかった
- 1.8 1-8 パワコンやパネルの保証について何も考えてなかった
- 1.9 1-9 メンテナンスを考慮してなかった
- 1.10 1-10 売電金額をみて太陽光発電所に不具合があったことが分かった
- 1.11 1-11 地盤沈下して太陽光発電所の架台が壊れた
- 1.12 1-12 税制優遇制度を知らなかった
- 1.13 1-13 太陽光発電のFIT(制度変更)のルールを知らなかった
- 1.14 1-14 もっと早く太陽光発電所を購入すればよかった
- 2 2 実際に参考になるブログを紹介
- 3 3 まとめ
1 太陽光発電投資で後悔した14の理由
この章では、太陽光発電投資について書いているブログや、発電事業者の方からよく聞く太陽光発電投資で後悔した14の理由を紹介していきます。
また、それらの解決策についてもお伝えしていきます。
実際に投資した方が、後悔した理由を学んで、太陽光発電投資に活かしていきましょう。
1-1 シミュレーション通りの利益が取れない
業者は売電シミュレーションを作成して、できるだけ高利回りをアピールしてきます。
実際にそれぐらいの収益が得られるケースはありますが、鵜呑みにすると、あとで後悔することになりかねません。
シミュレーションを元に銀行から多額の借り入れをして投資したものの、実際の売電収入が少なくて、ローンの返済金にも足りないという事例もあります。
このようなことにならないように、対策を取る必要があります。
【回避方法】
自分で発電シミュレーションする
発電量や事業のシミュレーションは難しいと思って業者に丸投げする人も多いです。
しかし、個人でも簡単にシミュレーションする方法があります。
パネルの出力(kwh)×1100(kwh/年)×売電価格
地域によって「1100」の部分の数値は違いますが、これでだいたいの発電量が把握できます。
2019年度の売電価格は、10kw以上500kw未満の全量買取で14円(税抜き)です。
また、太陽光発電は日照時間が命ですから、詳しくシミュレーションしようと思えば、新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)の日射量データベース
https://www.nedo.go.jp/library/nissharyou.html
設置場所の平均日射量を調べて年間出力を割り出す方法もおすすめです。
詳しくは下記サイトでご確認ください。
1-2 相場よりも高い価格で購入した
太陽光発電投資は1基購入すると、多い価格帯で1700万円前後と高額になります。
しかし、初めての場合、相場が分かりません。
1社だけの話を信じて契約したら、工事が始まった後で、数百万円以上も安いものがあることが分かって後悔したという例もあります。
価格だけではなく、見積もりの中身も確認する必要があります。表面には出て来なくても、架台の杭が少なかったり安価なケーブルで耐久性が弱かったりして、後で補修が必要になると、たちまち事業シミュレーション通りにならず、利益を確保することができなくなってしまいます。
そのようにならないように、対策が必要です。
【回避方法】
複数の業者から見積を取る
太陽光発電所の初期費用には太陽光パネルや周辺機器のほか、用地取得費、連携工事費負担金、フェンス代、メンテナンス費用、保険料などが必要です。
業者の提案を比較するうえで目安になるのが経済産業省の調達価格等算定委員会の資料です。
・2019年度のシステム費用はkWあたり18.2万円
(経産省https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/20190109001_01.pdf)
2019年1月に提示された資料です。システム価格だけでなく土地造成費や維持費なども出しています。この数字と大きく食い違うようですと、その理由をきちんと問いただすようにしましょう。
システム費用はkWあたり18.2万円になっています。これを参考に取得した見積と比較してみましょう。
太陽光発電所を作るために必要な費用は、こちらの記事が参考になります。
1-3 安いだけという理由でパネルを選んでしまった
価格が安いというだけでパネルを選んでしまう方がいらっしゃいます。
初期費用を抑えることができるので、当初の利益が大きくなります。
しかし、安いだけで選ぶと、粗悪品を使っている可能性があるので、予想通りの発電をしない、故障してしまうなどが考えられます。
それだけであれば、メーカー保証で取替えが可能ですが、最悪の場合メーカー自体が潰れてしまうことも考えられます。
メーカーが潰れてしまうと、メーカー保証が全く効かなくなってしまいます。
そのようなことにならないように対策が必要になります。
【回避方法】
価格だけで太陽光パネルは選ばない
太陽光パネルを選ぶ際の、一つの指標として、「バンカビリティ―」が参考になります。
バンカビリティ―とは、事業主が太陽光発電所を作る、所持する場合、銀行が融資可能かどうか判断するための基準です。
メーカーのブランド力、信頼性を判断したものです。
太陽光パネルを購入する際には、こちらの基準が参考になります。
バンカビリティ―は、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)が毎年発表しています。
2017年の発表では、国内の場合、パナソニック、京セラなど信頼性が高いとされています。
その他海外では、トリナ、サンパワー、ジンコ、カナディアン、JA、ファーストソーラーなどのメーカーの信頼性が高いとされています。
このような指標をもとに太陽光パネルを検討することをおススメいたします。
また、購入時期によっても太陽光パネルの価格は異なりますので、できるだけ安い時期に購入を狙うのであればこちらの記事が参考になります。
1-4 分譲案件購入で業者選びを間違えてた
分譲業者の中には、はじめから契約金をだまし取ることを目的とした悪質なものがいます。
架空の分譲太陽光発電販売のセミナーを開き、その場で契約させ、手付金数百万円取られたというケースもあります。
また、太陽光投資ファンドに800万円投資したが、すぐに配当がなくなり、業者と連絡も取れなくなったというケースもありました。
https://yourbengo.jp/shohisha/593/
お金を払って、施工途中で業者が倒産してしまった。という事もあります。
完成後に支払う残りのお金を支払っていなくて、なんとか助かったという場合もありました。
このようなことにならないように、業者選びは重要となります。
【回避方法】
業者のことをよく調べる
今の時代、インターネット上の口コミや太陽光発電投資の情報サイトを見れば、業者の評判や上手な業者選びの方法が分かります。信用調査を利用してもいいでしょう。その際は、必ず複数の情報を突き合わせましょう。
さらに、自分の目で業者を見極めることも大切です。
いい業者は、説明が丁寧で質問に具体的に答えてくれる、見積もりが「システム」一式といった一括でなく細かく分類されている、支払い方法を選択できる、いくつかの案を提示してくれる、施工経験が豊富といった点で見分けられます。
一括見積もりサイトはhttps://www.next-edge.com/で紹介されていますが、一括サイトで見積もりを出してもらった後に、太陽光発電ムラ市場(https://ichiba.solar-club.jp/)へ見積もりを依頼してください。いろいろとご相談に乗りながら、お手頃な価格もご提示いたします。
また、業者を見極めるための詳しい記事は以下を参考にしてください。
1-5 無料の申請代行を依頼してしまった
土地を持っている方や、土地を見つけて自分で太陽光発電所を立てようとされる方は、電力会社、経産省への申請をする必要があります。
しかし、電力会社への申請は電気工事士を持っている電気工事店ではないと申請ができなくなっています。
そのため、多くの方は施工店や申請を代行してくれる会社に依頼することになります。
通常無料で申請代行を請負っている業者は「工事ヒモ付け」になってしまう事が殆どです。
無料で申請代行を依頼した施工店や会社の、施工費、部材費が相場よりも高い見積が出てきてしまい、このまま依頼するのを躊躇される場合があります。
後で金額を見たら高かった、パネルの変更をかけようとしたら対応が悪かった、安い工事会社が後になって見つかった
こんな時に業者を替えられないという問題も発生してしまいます。
【回避方法】
申請代行は有料で依頼しましょう!
https://ichiba.solar-club.jp/products/detail.php?product_id=224
太陽光発電ムラ市場の申請代行サービスは一回10万円の費用が発生します。
しかし、工事やパネルのヒモ付けはありません。
そして発電ムラ市場からパネル・パワコン・架台のセットを40kW以上購入すると10万円分の値引きを受ける事ができますから実質的には無料状態にすることも可能です。
20年以上にわたる発電事業ですから最初(認定)でつまずいてしまっては元も子もありません。
まずはしっかりと、確実に認定を取得しましょう!
もし、もう無料の申請代行を依頼してしまった場合は、業者と話し合いお金を支払って設備IDや申請に必要な書類を一式もらいましょう。
1-6 経産省への申請ミスでパネル枚数が減った
太陽光パネルの枚数と出力は、正確に申請していたが、総出力を記載する箇所を間違えてしまい。
太陽光パネルの出力数を減らさないといけないという事例がありました。
つまり、業者が申請の際にうっかり申請ミスをしてしまったことになります。
経産省に申請をする際(https://www.fit-portal.go.jp/)
・パワコンの出力
・太陽光パネルの出力
を記入して申請する必要があります。
正:太陽光パネル出力 70kW
誤:太陽光パネル出力 49.5kW(パワコンの出力)
太陽光パネルの総出力数 70kW → 49.5kW を誤ってパワコンの出力を記載し、申請されてしまっていたそうです。
こちらの事例では、太陽光パネルの枚数と出力が正しいとみなされ、70kWに無事に変更してもらうことができて問題がありませんでした。
しかし、今後訂正は認められないということもあり得るので、このようなことにならないように、しっかりと対策をしましょう。
【回避方法】
申請内容をしっかり確認する
経産省への申請は、事業者のメールアドレスを登録する必要があります。
申請代行などで施工業者さんが申請される場合がほとんどですが、必ず依頼者(事業者)のメールアドレスを登録します。
申請代行の場合、業者さんが登録をしても、最終的な承認者は依頼者(事業者)になり、承認メールが届き、内容を確認したうえで、承認する必要があります。
そこで、最終的な登録内容を確認することができます。
間違いがあると、あとで大問題になるので、必ず承認前にしっかりと登録内容を確認することをおススメいたします。
1-7 自然災害が発生したのに保険をかけてなかった
最近は大型の台風も増え、自然災害が増えてきています。太陽光発電は自然にさらされた設備なので、どんなトラブルに巻き込まれるか分かりません。
近年では、洪水や非常に勢力が強い台風が発生し太陽光パネルが吹き飛ぶということも起こっています。
保険に入っていなかったら、自然災害に伴う修理費用はすべて自費になります。
融資で投資していた場合などは、新たな借り入れができずに借金だけが残ってしまうということも十分考えられます。
そのようなことにならないように対策が必要になります。
【回避方法】
太陽光発電所の保険は必ず入る
地震や台風、落雷による被害や、ケーブルなどを狙った盗難のリスクは常にあります。事業者はこうしたケースに備えて保険に加入しておくべきでしょう。
特に、銀行融資を受ける際は、ほとんどの場合、何かあったらどうするかをチェックされますので、加入しなければ融資を受けられないケースもあります。
ただし、補償範囲を際限なく広げてしまうと保険料がアップして収益を圧迫しますので、本当に必要な補償を精査する必要があります。
詳細は下記の記事を参考にしてください。
1-8 パワコンやパネルの保証について何も考えてなかった
太陽光パネルのメーカー保証は、ほとんどのメーカーが
出力保証 25年
商品保証 10年
です。
しかし、パワコンの保証はメーカーによってかなり違いがあります。
短いメーカーで「1年」というところもあり、その後は保証がきかなくなってしまいます。
追加で延長保証をつけることができますが、それでも短いというメーカーも見受けられます。
機器全般の寿命を表す「バスタブ曲線」と呼ばれるグラフです。
初期とある程度時間がたつと故障率は急激に大きくなります。
初期不良はメーカー保証で何とかなります。しかし、パワコンの寿命が10年といわれています。
この表でいうと、故障率が高くなってくるのが10年付近になります。
メーカー保証が短いと、10年目で必ず交換が必要になります。
たいていの人は、事業シミュレーション内で10年目に交換費用を入れているので、問題はありません。
しかし、それより以前に交換が必要になる場合もあります。
3年目や5年目で故障し、保証期間が過ぎていた場合、予定していなかった出費が発生してしまいます。
そのようなことにならないように対策が必要になります。
【回避方法】
メーカー保証の年数を確認する
当たり前のことですが、メーカー保証の年数を購入前に確認しましょう。
延長保証を付ければ、20年間の保証も可能というパワコンもありますので、メーカー保証を確認し、延長保証があれば入ることをおススメします。
パワコン選びについてはこちらが参考になります
1-9 メンテナンスを考慮してなかった
費用を惜しんでまったくメンテナンスしていなかったため、太陽光パネルやケーブルから出火して焼け落ちてしまったり、ブレーカーボックス内に鳥が巣をつくって発電量が落ちた事例もあります。
雑草を放置してパネルを突き破ってしまったことや、雑草が影を作ってしまい発電量が落ちてしまうケースもあります。
【回避方法】
メンテナンスは必ず行う
再エネ特措法は、太陽光発電の事業者に設備の保守・点検と発電量の維持を義務付けています。このため、適切なメンテナンスを行わなければ事業認可が取り消される恐れがあります。
定期的にメンテナンスを行えば太陽光パネルや周辺機器の寿命が伸び、パネルの一部が高熱になるホットスポットや雑草などによる出力低下も回避・早期発見ができますから、怠らないようにしましょう。
定期的に現場に足を運んでパネルの目視点検、架台のボルトの緩みチェック、雑草管理なども行っておくべきです。
1-10 売電金額をみて太陽光発電所に不具合があったことが分かった
毎月決まった日に売電収入が振り込まれます。
その売電収入を確認して、いつもより売電収入が明らかに少ないというケースがあります。
つまり、売電収入を見て、発電所に何かの不具合が発生していることを知るとうケースです。
それがいつから発生しているかもわからないので、長い期間の不具合であれば、ほとんど売電収入がなくなってしまうということも考えられます。
そうなっては、大損です。
そのようなことにならないように、対策が必要です。
【回避方法】
監視装置を必ずつける
監視装置をつけることで、日々の発電量も確認でき、なにか異常があった際メールで知らせてくれます。
重要な異常であればすぐに業者に依頼して確認してもらうことができるので安心です。
いくつかの監視装置がありますが、なかには通信料も含まれたものもあります。
その他、監視カメラが付いている監視装置もありますので、要望にそった監視装置を選びましょう。
https://ichiba.solar-club.jp/products/list.php?category_id=58
1-11 地盤沈下して太陽光発電所の架台が壊れた
軟弱な地盤の上に設置し、太陽光パネルが傾くというケースがあります。
発電量が著しく落ちてしまい、売電収入にも影響がでてしまいます。
こうなってしまうと、地盤を固めなおして、再度施工する必要があります。
このようなことにならないように、対策が必要です。
【回避方法】
地元の不動産屋さんから「地盤の強さ」を聞く
スウェーデン式サウンディング調査をして引き抜き強度を測定していくというのが本来の姿です。
以下所3〜5万円程度ですから資源エネルギー庁が推奨する「低圧は3箇所程度」を実施しても20万円近辺ということになります。
一方で、まだ申請が通るかもわからない土地でこの金額をかけて調査をしていくというのはなかなか難しいところもあります。
そのような場合、近隣の不動産屋さんなどから地盤のお話を聞いて参考にするのがオススメです。
「この辺の地盤はね・・・」という情報については、案外不動産屋さんは詳しいのです。
1-12 税制優遇制度を知らなかった
固定価格買取制度が始まった当初は、グリーン投資減税などを目当てに、太陽光発電所を購入して即時償却するという減税方法がありました。
しかし、それも廃止されてしまい、現在は太陽光発電投資で利用できる税制優遇制度がないと考えている方も増えてきています。
税制優遇制度についても知らないということは、損をします。
そのようなことにならないように、対策が必要です。
【回避方法】
生産性向上特別措置法の先端設備導入計画を利用する
現在でも、利用可能税制優遇制度がありますので、そちらをご紹介していきます。
例えば、2000万円の発電所の場合、初年度の償却資産税は、24万8千円ほどになります。
概算ですが、初期の3年間では約69万円の償却資産税がかかります。
それを、2018年6月に施行された「生産性向上特別措置法」という法律の「先端設備導入計画」という仕組みを利用すれば、3年間償却資産税をゼロにすることができます。
生産性向上特別措置法 先端設備導入計画
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/seisansei/index.html
新規の太陽光発電所であれば、こちらの制度を利用し、税金を控除することができます。しかし、中古発電所の場合、この制度を利用することはできず、節税の機会が少ないとえいます。
先端設備導入計画による償却資産税減免について詳細を確認したい方はこちらの記事が参考になります。
1-13 太陽光発電のFIT(制度変更)のルールを知らなかった
太陽光発電を事業として行う場合、再生エネルギー特別措置法の規定に沿って資源エネルギー庁の認定を受け、電力会社と接続契約を結ばなければなりません。
ほかにも、土地については森林法に基づく林地開発の許可や農業委員会の許可が必要です。
構造に関してはJISや電気設備技術基準をはじめ、急傾斜地災害防止法や自然環境保全法など多くの法律が関係します。また、その他にも地域によっては条例による規制もあります。
こうしたルールを無視して売電を始め、全国で初めて認定を取り消されたのが、沖縄県の8か所の太陽光発電事業です。
農業振興地域の整備に関する法律違反が原因で、農業以外への転用が認められない土地に施設を建設したためとみられています。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/dl/announce/20190306.pdf
このようなことにならないように、しっかりとルールを把握し、事業を進めていく必要があります。
【回避方法】
申請はプロに任せる
FITは年々細かい内容が変更になっています。詳しく調べないと、わからないこともあり、面倒な方は申請代行のプロに任せてしまいましょう。
太陽光発電事業には資源エネルギー庁の事業認定が欠かせません。その前提として電力会社との接続契約も必要です。これがないと認定が受けらません。
認定申請にはこのほか、発電所の基礎情報と土地謄本、借地の場合は賃貸借契約書、保守点検と維持計画をはじめ多くの書類が求められます。
また、アクセス道路の確保や立地の制約などもあって、手続きはとても煩雑です。このため、代行業者に依頼する人が増えています。
太陽光発電ムラ市場(https://ichiba.solar-club.jp/products/detail.php?product_id=224)では認定までの手続き一切を代行しています。おおまかなルールを頭に入れたうえで、代行業者に依頼するのが賢明でしょう。
1-14 もっと早く太陽光発電所を購入すればよかった
太陽光発電投資をされている方が、よく口にするのが「もっと早く購入すればよかった」ということです。
悩んで申請しなかったけど、もっと早く申請だけして権利だけでも取っておけばよかったということも聞きます。
近年は、太陽光発電投資は、空室のないマンションといわれ、安定した投資として近年注目されているので投資をする方も増えてきています。
【回避方法】
分譲案件を購入する
分譲案件では、24円や21円、18円などもまだまだ購入することができます。
中古発電所では、36円というプレミアム価格の発電所も購入することができます。
つまり過去の売電単価で売電をして利益を得ることができるということです。
太陽光発電ムラでは、分譲案件も販売しています。
https://ichiba.solar-club.jp/products/list.php?category_id=7
ぜひ一度見てみてください。
2 実際に参考になるブログを紹介
太陽光発電投資で参考になるブログをいくつか紹介していきます。
2-1 借金大好きhamasakiさんの太陽光・融資・会計研究ブログ
この太陽光発電ムラ投資研究所にも記事を書いている浜崎さんのブログです。
融資のポイントや、過去の投資で後悔した点なども紹介しています。
投資当初は、嫁ブロックがあった点やどのようにそれを解決していったかなどもつづられています。
https://solar-club.jp/member/hamasaki/
2-2 元太陽光発電技術者の道楽ブログ
私も時々この方のブログを参考にして、記事を書いたりしています。
30年程、太陽光発電に携わってきた大ベテランの方が書いているブログです。
技術的なことにも詳しく、さらに業界最新情報についても詳しくブログで書かれているので、チェックして損はないでしょう。
https://ameblo.jp/sunnytomato/
2-3 サラリーマンを3年で卒業&セミリタイアを目指す日記
不動産投資や太陽光発電投資で、サラリーマンの卒業を目指しておられた方のブログです。
実際に3年で卒業することができ、2016年3月末にサラリーマンを卒業し、現在は不労所得だけで生活をされています。
また、現在所有している、発電所や不動産を公開されています。
実際の売電実績なども公表されているので、どれだけの収入を得ることができるかということも知ることができます。
2-4 ズヤ発電所のマネー通信
資産運用や太陽光発電投資をされているサラリーマンの方が書いているブログです。
記事の構成など、非常に読みやすく分かり易く書いてあるのが特徴です。
ブログのPVや収入も書いておられ、太陽光発電投資以外の副収入に関することも勉強できます。
3 まとめ
太陽光発電投資をされている方がどんな理由で後悔されるかが分かっていただけましたか。
太陽光発電投資を成功に導く為には、できるだけ情報源を持つことが大事です。
これからも太陽光発電投資を続けていきたいと考えておられる方は、以下のグループに参加して、最新の情報を得ましょう!
●再エネでエネルギー自給率200%を実現する太陽光発電ムラ Facebookグループ
https://www.facebook.com/groups/156300574557387/
●太陽光発電ムラ市場
https://ichiba.solar-club.jp/
太陽光発電ムラちゃんねるでも、情報をお届けしております!
チャネル登録お願いします!
いま太陽光発電を勉強していて
こちらのサイトで勉強させていただいていたのですが
なぜ154万円になるのか教えてください。
https://ichiba.solar-club.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=95
このサイトの内容で
【(長野県南部の95kW発電所の発電シミュレーション 赤の実発電量を合計すると約11,000kWh)】
よろしくお願いいたします
タケチャンマンさん
コメントをいただきありがとうございます。
太陽光発電の売電収入は
売電収入 = 売電単価 × 発電量(kWh)
できまります。
売電収入 = 110,000kWh × 14円(2019年度単価) =154万円(税抜)となります。
ただし、売電単価は電力会社、経産省へ申込された年度で売電単価がことなってきます。
売電単価の算出方法は以下の記事が参考になります。
ぜひ一読ください。
https://taiyou-hatsuden.jp/power-sale-income-2-1962
ご返信
ありがとうございます。
売電収入 = 11,000kWh × 14円(2019年度単価) =15.4万円なのに
なぜ154万円なのですか?
なにか特別な計算があるのですか?
11000×14 をしたのですが
間違えでしょうか?
ご返信ありがとうございます。
https://ichiba.solar-club.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=95
こちらのサイトの桁が一桁誤っておりました。
年間の発電予測は、110,000kWhになります。
売電収入 = 110,000kWh × 14円(2019年度単価) =154万円となります。
ムラ市場の方は訂正いたします。
ありがとうございます。
太陽光発電の勉強であなた様のサイトを活用していて
勉強になっていましたが、どうも計算が合わなくて
「なぜ?」っという気持ちがいっぱいでした。
ご親切な対応ありがとうございます。